私が体験した夜行バスでの人生最初で最後の恐怖体験

33歳 専業主婦 女性 ぷうとろさん 東京都新宿で本当にあった怖い話

これは私が地元から東京の美容学校へ週末通っていたとき実話です。

嘘のような本当の話で、私が体験した怖い経験はこれが最初で最後でした。
まさか自分がこんなことを体験する日が来るとは思いもしませんでした・・・。

彼氏との別れ

平日地元の会社に勤めていた私は土曜日の深夜に夜行バスで東京に行き、専門学校で勉強をしていました。

いつも夜行バスには1人で乗って通っていたんです。

東京の専門学校のクラスメイトたちとはみんな歳も近く、学校がない日も一緒に遊んだりしていました。

そんな私は地元に彼氏がいて、学校がない日は地元でデートしたりと仲良くしていました。

私が東京の専門学校に通うことになったのも、彼が「やりたいことなら頑張れ!」と応援してくれたことがきっかけでした。

彼と一緒にいると仕事の嫌なことも全部忘れられて、私はポジティブになれていました。

そんな彼とずっと一緒にいれると思っていた矢先、私の誕生日に1本の電話がかかってきました。

出ると彼からでした。

話を聞くと「別れよう」という内容でした。
私は東京にいて、彼は地元にいました。
直接会わないままの別れ話でした。

最初はちょっとした遠距離みたいな感じでうまくいっていた私たちでしたが、お互いが忙しくなってきて、会う回数が少なくなってくるとケンカばかりの毎日でした。

そんな状態がしばらく続いていたので、別れ話を彼からされた時は全然不思議ではありませんでした。

東京で雨がザーザーと降っている中、私は傘もささずにずぶ濡れのまま地元に帰りました。

初めてクラスメイトの家に泊まる

それから1週間後、東京の専門学校の先生に誘われて、クラスメイト全員で江ノ島でBBQをすることになっていました。

地元が田舎の私は、東京でのキラキラした生活に、振られたショックも段々と癒されてきていました。

江ノ島でBBQが終わって、どこかに1泊してから地元に帰ろうと思っていましたが、クラスメイトが「うちに泊まっていきなよ!」と誘ってくれたので、クラスメイトの家にお邪魔することになりました。

私は初めて遊びに行くクラスメイトの家にウキウキしながらも、1週間前に彼と別れた傷が完全には癒えていませんでした。
クラスメイトの家に行くと、そこには高校生くらいの男の子が遊びに来ていました。

「あれ?私以外にお客さんがいたのか・・」と少し不思議に思っていましたが、お邪魔させてもらう身なので、何も聞けませんでした。

流れで、高校生くらいの男の子も夜ご飯を一緒に食べることになりました。

不思議な感じがしました。

不思議な力を持った男の子

食べ終わると、クラスメイトのお母さんが「せっかくだから、みてもらえば?」とクラスメイトに言うと、「そうだね。今日あったのもきっと偶然じゃないと思うし。」と言うと、男の子も「いいですよ」と言って私の方を見ました。

私はどう言うことなのか、全く状況が掴めずにいると、クラスメイトが「この子は不思議な力を持っていて、これからのこととか先のことが見えるんだよ」と教えてくれました。

私はその時まで誰にも彼氏と別れたことを言っていませんでした。

でも、男の子は私を見て彼氏と別れたことを言い当てたんです。

私は、自分でもびっくりするくらいクラスメイトの家で号泣していました。

初めてお邪魔した人の家で泣くなんてことをしたことがなかったので、そんな自分にもびっくりしていました。

それから男の子は私に見てほしいことはあるか聞いてきました。

私は、なんとなく気になっていた、右腕の痛みについて聞きました。

ふとした時に必ず腕を握られているような痛みに襲われるんです。
男の子は「幽霊のようなものが取り付いているわけではないけれど、人の感情がついている」と言ってきました。

私は人の感情を受けやすい性格だったので、人の感情がついていると言われた時、不思議と納得しました。

さらに「左目どうかしましたか?」と言われてびっくりしました。
目が丁度炎症していて、痛いなと感じていたんです。

でも、周りから見てもわからない炎症でした。

それから全ての思い当たることを言い当てられて、これからどう生きていくかのアドバイスもしてくれました。

最初は信じられなかった私ですが、私の考えていることを全て言い当てられたので、本物だと思い、真剣に聞いていました。
最後に男の子が目の前でお守りを書いてくれて私に渡してくれました。

「お守りの使用期限は1年です」と言うと男の子は帰っていきました。

私は男の子との話が終わると、体も心も感じたことのないくらいすっきりとしていてぐっすり眠ることができました。

夜行バスでの恐怖体験

翌日クラスメイトの家を後にして、夜行バスに乗って地元に帰ることにしました。

ポケットには男の子からもらったお守りを入れて。

夜行バスに乗る時、前の席にはディズニーランド帰りの女子高校生たちが乗りました。

私はしばらくすると気づかないうちに眠っていました。

ふと、目が覚めた時、何か右手に肉のような感触がしました。。

なんだろうと寝ぼけて目を開けると、前に座っていた女子高校生が座席から後ろに身を乗り出してこっちを見て、私の右手を握りながら拝んでいました・・!

まるで女子高校生に幽霊か何かが乗り移っているみたいでした。

怖い話が一切ダメな私は、声にならないくらいびっくりして息を飲みました。
必死で右手を握って拝んでいる感じでした。

ふと、私はクラスメイトの家であった男の子のことがよぎりました。

「私の右手には人の感情がついている」と言っていたのを思い出しました。
怖くなって、もらったお守りをポッケから出すと、前に座っていた女子高校生はスッと手を離して自分の座席に戻っていきました。

5分くらいの出来事でした。

あっという間の出来事でしたが、忘れられない記憶となりました。

作り話のようですが、本当にあった実話です。

私は今でもその男の子にもらったアドバイスを忘れずに生活しています。
怖い話ですが、貴重な体験となりました。

夜行バスでの心霊体験。周りに他の乗客がいるとはいえ、怖いですね・・。