病院で起きた怪奇現象

東村山市の大病院に勤務する私たちに起きた恐ろしい出来事

49歳 理学療法士  女性 みちをあゆむさん 東京都東村山市東京白○○病院で本当にあった怖い話

この話は、私が病院勤務の際に体験した実話の心霊体験になります。

当時は病院勤務の理学療法士(リハビリの仕事に従事するもの)として働いていました。

私自身は心霊体験や不思議な事等何度か遭遇した記憶はあります。

今から話しますこのとてつもない怖い話は、今まであれっ?これは?とあまり意識せず過ごしてきた出来事とは異なり、障りや呪いのようなものを感じずにはいられないものでしたので表にはしてきませんでした。

しかしながら、昨今エンターテイメントのように偽りらしい幽霊や創作での心霊現象を動画で拝見するようになりました。

そこで、戒めとなるかわかりませんが本当に怖い話はあるので十分みなさんに注意してほしいと思い、今回投稿しようと思いました。

ある中年の男性患者

私は幽霊が見えるとか勘が鋭い人間ではありません。

病院の中では勤務中に心霊体験をしても誰にも話はせずやり過ごしていました。

ある時、やつれた中年の男性が腰椎椎間板ヘルニアということで入院し、私がリハビリ担当を任されました。

リハビリでの問診では受傷機転がないことや、痛みが純情ではないことから検査画像を確認すると腰椎レベルの画像は真っ黒でした。

私の経験上、ヘルニアでも今まで見たことのない画像で、改めてドクターに確認をとりましたが、“リハビリを”と言われるだけでした。

私の勝手な推測ですが、男性が高いところから落下しダイレクトに殿部から地面に叩きつけられたものでなってしまったのかと思っていました。

自殺企図が頭によぎり、男性には腰を痛めてしまった原因を深く聞くことができませんでしたが男性自身は思いあたりはないとのことでした。

男性が病院に来たときには、仕事を休まれてからすでに一ヶ月以上経過していたというのも不思議でしたが、とにかくリハビリを頑張ってもらい歩けるようになって退院してもらおうと私はそのことだけを思い仕事に励みました。

退院にこぎ着けたが

そして完治ではないのですが、何とか翌月に杖を使用し歩けるようになり退院に漕ぎつけました。

退院前の検査で検査室に奥様がいらっしゃいました。私はまずは退院できるとのことでご挨拶をしたのですが、この時の一段落したという安心感というより貴奥様の焦ってこれからどうすれば良いのかという不安が前面に出ている表情がとても印象に残っています。

男性が退院された後、風の噂(確か外来の看護師さん)でより大きな病院に詳細な検査を受けに行っているとのことを知りました。

私も早くしっかり治ってくれればと思っていました。

それからすぐの出来事です。

私は朝目で覚めると左顔面が痺れているのに驚き、脳梗塞かとも思いながらも言葉はしっかり話せて、手足も動かせる。

でも病院で診てもらわないとと救急病院へ連絡し検査を受けましたが、原因がわからず。次の日は仕事でしたが顔の表情筋を動かすと痛みもあり、午後ネットで調べて救急から関連のある口腔外科で検査をしましたら顎に腫瘍ができているとのことでした。

私自身今までにない大病でショックを受けました。腫瘍を取り除き、腫瘍によりできた顎の溝部分へ骨を移植する手術を受けました。

私自身奥歯はインプラントとなってしまいましたが2年越しで治すことはできました。

この話だけなら良かったのですが、私が病になってしまい上司に報告した際同時期にもう一人体調不良で休職する女性スタッフがいることを知りました。

その女性の病名が“脳動脈瘤”といい、放置すればくも膜下出血を引き起こす大病でした。ちょっと前からよく頭が痛くなるので検査をしたら見つかり大学病院で大手術という状況でした。

幸い手術は成功し仕事にも復帰し元気に過ごされています。そしてもう一人、お子様が生まれるとのことで同時期に休職された女性スタッフがいたのですが、生まれたお子様が脳の病気を患って生まれてきたとのことで面倒を見るため仕事を辞めざるを得ないという事で退職されました。

大病を患ってしまった理由とは

同時期に起きた職場の不幸に、なぜ?と考えてしまった自分がいたのですが、私と女性二人、実はあの男性のリハビリを行ったメンバーだったのです。

私が仕事休みの日は、変わりに二人にお願いをしていたのです。もちろんその他にスタッフは何名ともいましたのでこれは偶然ではなく、あの男性から“障りというか呪い”のようなものを真に喰らってしまったのだと今でも思っています。

私が職場復帰し、上司に挨拶をした際机には今までになかったどこかの神社のお札が置いてあったのは、きっと上司も何か悪いものを感じてとの行動だったと思いました。

そして、あの男性は何かしてはならないもの、禁を侵すようなことをしてしまったのではと今でも考えています。

私は、世の中にはまさかといった怖い出来事や呪いというものは、幽霊のように目に見えない形で存在すると実感しています。そしてそれに関わらないようにするためにも神社へお参りに行ったり、昔から言い伝えられている物事には十分に注意して過ごしてほしいと思う次第です。

人の因縁を引き受けてしまった典型例ですね。こればかりは避けられないので、日々、霊的なものに気を配るようにしたいものです。

龍由樹

実話の怖い話・みんなの怖い話の管理人です。日本全国に伝わる恐怖体験を日々収集しています。過去に事故物件に住んだ経験や愛犬の幽霊に出会った体験など霊感はないのですが、様々な体験を通して霊界に興味を持った一人です。

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