41歳 WEBデザイナー 女性 旧シロガネーゼさん 東京都港区白金台で本当にあった心霊の怖い話
今から5年くらい前の話。母親が霊媒師の彼氏がいました。彼氏も霊感が強く、様々な心霊現象の話や心霊を見たなど、怖い話が絶えません。
当然彼氏の言葉から吐き出されるものは全て実話です。
また、心霊など人間が主体のものだけではなく、神様や悪魔などそのようなことも詳しかったです。
自分も全然霊感がないわけではないので、彼氏の心霊現象の話題は信憑性がありました。
また、一緒にいる時もびっくりする事がありました。お守りから鈴のような音が聴えお香のような匂いがしたり、彼氏とケンカした後に私の生き霊が彼氏に見えることもありました。
彼氏とは恋人関係だけではなく一緒に仕事もやっており、半同棲に近い関係が続きました。
しかしながら、彼氏との関係は平和なものではなく、影に彼氏の母親の反対があり、また、金持ち育ちの彼氏には非常に耐えがたいワガママな側面もありました。
ケンカ・デート
彼氏とは一緒に仕事ばかりでデートらしいデートが少ないです。
そんなある日彼氏と一緒に鎌倉でデートをすることになりました。
予め用意していたデートコースはまるで無視、それでも楽しければ良いけど彼氏のわがままやヒステリーが加速するだけで悲しくなりました。
そんな矢先、源頼朝の墓から荏柄天神社付近まで一緒に歩くと彼氏が苦しみ始めました。
何か見えないものに攻撃されると本人は言うのです。
ここにいると俺が辛い、他の場所に移動したいと申し出ました。
そして、有名な鶴岡八幡宮の本殿に入ることもなくその日は鎌倉で別々に帰りました。
恐怖のつわり
彼氏と一緒に仕事をやっているので公私混同した関係が続きます。
彼氏に仕事で振り回される事が多く自分もヒステリー気味です。
ある日、彼氏の都合で無理やりたくさん連れ回され、したくない時にされてしまい対処することもなく寝落ちしてしまいました。
それからまもなく気付けば吐き気が続く日々、生理が少し遅れてるなぁと思って検査したところバッチリ陽性です。
産める状況ではないためにノイローゼになり、彼氏には、だからあの日はしたくなかったんだと揉めるだけ揉め、最終的には堕胎のために病院の予約をすることになりました。
堕胎前日の怪奇現象
妊娠発覚から堕胎前日までは赤ちゃんといるような不思議な感覚が長く続き両手の上に重さを感じる日々が続きました。
赤ちゃんが悲しんでいるように思えるのです。
その中で私は吐き気と悲しみの苦しみが続きます。
堕胎の前日は一緒に彼氏といるのですが、そんな苦しみを無視した彼は私に八つ当たりするだけです。
そんな矢先、彼氏が体のあちこちが痛いと苦しみ始めます。
お腹のガキのせいだと暴言を吐きます。そいつは死にたくないんだと言います。
結果次の日は手術をしましたが彼と肉体関係を持つ事が心から嫌になりました。
その晩、赤ちゃんが夢に出て男の子だった場合と女の子だった場合の名前を告げて三浦半島に行って欲しいと言われました。
三浦半島には彼氏とは行きませんでしたが、やっぱり堕胎までの一連の流れが少し怖いので一緒に赤ちゃんの供養をしました。
彼氏との関係の結末
堕胎した後、彼氏との関係は仕事でキープされていて付随的に男女の関係がある状態です。
ケンカは当然絶えません、仕事もうまく行けば良いものの周囲も巻き込みトラブル続きです。
恋人どころか仕事仲間としてももう無理かもしれないと思い別れ話をしました。
仕事をもう少し続けたいのはお互いの気持ちにはあるので仕事の縁起担ぎで一緒に神田明神に行きました。しかし逆効果、大喧嘩です。
ついに肉体関係さえも完全になくなりました。
その次の日に思い立って赤ちゃんの告げた三浦半島に行きました。
それが原因なのかわかりませんが、一緒に仏閣神社に行くたびに余計に彼氏との関係が壊れ、ある日、手が勝手に動き出して何年も溜めていた不満を打ち始めて彼氏にメールを送信しました。
そのメール一つでバチが当たったかのように彼氏は原因不明で倒れ入院し、私達は別れることになりました。
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