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午前3時57分の声!クレカの盗難紛失の深夜窓口に届いた願い
僕は、とあるクレジットカード会社のコールセンターで、夜勤のオペレーターをしている。 盗難や紛失の受付窓口は、24時間体制。昼夜を問わず、全国からの通報を受け付けている。 深夜シフトは、いつも5人ほどの体制だ。ヘッドセット越しに聞こえるのは、お... -
あるAVの撮影現場で這ってくるなにか
この話は、僕の友人である映像関係の仕事をしている松岡(仮名)から聞いたものだ。 彼は、AV業界で長年カメラマンをやっている。 普通の人が足を踏み入れることのない現場で、日々非日常的な光景を撮り続けている彼だが、ある日を境に「自分の中の何かが... -
愛犬モカの死と戻ってきたアレの怖い話
数年前に、愛犬のモカが亡くなりました。 茶色のトイプードルで、うちに来たのはまだ私が大学を出たばかりの頃でした。 どんなに仕事で疲れていても、玄関のドアを開けると飛び跳ねて迎えてくれたモカの笑顔が、私の支えでした。 それが、ある冬の夜のこと... -
秩父市両神山の映画ロケで起こった実話の怖い話
その場所は、秩父市の奥――両神山の麓にあった。 山間を抜けるバスがようやく通る道から、さらに獣道のような細い山道へ入る。舗装もされていないその道をしばらく進むと、斜面に沿うように、木々の隙間にひっそりと姿を現す――明治時代に建てられた古い木造... -
大阪北区のコンビニで起きるポルターガイストの怖い話
大阪市北部、梅田から少し離れた住宅街の一角に、そのコンビニはあった。緑色の看板が目印の、誰もが知る全国チェーンの店舗だ。深夜でも明るく、まるでオアシスのように浮かび上がるその灯りに、ひとり、またひとりと人が吸い寄せられていく。 俺――石田翔... -
西日暮里の男 ―時をさまよう首なき幽霊―
あれが本当に現実だったのか、俺はいまでも確信が持てずにいる。 いや、たしかに見た。見たんだ。でも、時間が経てば経つほど、それが夢だったかのように思えてくる。それでも、あの時、俺の心臓が凍りついた感覚だけは、今でも鮮明に覚えている。 すべて... -
風鈴を見たら…ある旅館の怖い話
大学時代の友人である新井と森下、そして私の三人は、ある夏の終わりに小さな旅行を計画しておりました。目的は――「幽霊が出る宿」と噂されている山奥の古びた旅館に泊まること。 きっかけは、ネット掲示板に投稿された一つのスレッドでした。 《鳴らない... -
忘れられた部屋 ―夜鳴きする407号室―
「ここ、ずっと空いてるんですか?」 そう私が尋ねたとき、不動産業者の男性は一瞬、目を逸らしました。 「いや、まあ……空いてるというか、空けてるというか……」 その曖昧な返答が、今となってはすべての始まりだったのだと、後から気づきました。 ■ 赴任... -
中目黒・封じられたカウンター席 の怖い話
私がそのバーに通うようになったのは、ちょうど仕事が立て込んで精神的に参っていた時期でした。 中目黒駅から少し歩いた場所にあるその店は、住宅街の一角にひっそりと佇んでおり、看板も出ていないため、一見するとただの古い一軒家のように見えます。入... -
新宿戸山公園の箱根山通り!深夜に埋まる顔
私は、都内で映像編集の仕事をしている三十代の男です。フリーランスという立場の気楽さもあり、空いた時間には心霊スポットを巡って動画にまとめたり、体験談を記事にしたりしています。とはいえ、いわゆる“見える”体質ではなく、これまで霊そのものを目... -
常紋トンネルを訪れたライダーの心霊体験
俺は30代半ばのバイク乗りで、普段は都内の配送業をして生計を立てている。平日は真面目に働いて、週末や長期休暇のたびにツーリングに出かける。行き先は、観光地よりもむしろ“曰く付き”の場所——つまり、心霊スポットだ。怖いもの見たさというより、「本... -
「家に帰るだけなんだ」――憑依された男と震災の亡霊
私は宮城県の沿岸部にある、人口数千人ほどの小さな町に、去年の秋から暮らしています。震災から十年以上経ってはいますが、復興支援の仕事はまだ続いていて、私はその一環で派遣された形でした。 担当するのは、かつて仮設住宅が建っていた場所に新設され... -
八柱霊園第四区での戦時中の軍人霊との遭遇
私は千葉県松戸市に住んでいます。小学生の頃から地元のことはそれなりに知っているつもりでしたが、それでも手を出してはいけない場所というのが、この街にも確かに存在していたことを思い知らされたのは、去年の夏のことでした。 その場所の名は――八柱霊... -
戻ってくる影!野方踏切怪異録
これは、私が中野区野方に住んでいた三年前、深夜の帰宅途中に体験した、現実とは思えない出来事です。 当時、私は映像関係の仕事をしており、帰宅が日付をまたぐのは日常茶飯事でした。野方駅近くのマンションに一人暮らしをしていて、通勤はほとんど西武... -
女の都の部屋から聞こえるもの
これは、数年前、長崎県長崎市女の都町(めのとまち)で、実際にあった事故物件に引っ越してしまった男性の体験をもとにしたお話です。 私は、当時28歳。東京での仕事に疲れ、都会の喧騒から離れるようにして、ふとした縁で長崎県に移り住むことになりまし... -
タクシーの最後の乗客──十津川村にて
52歳 タクシー運転手 男性 にゃんたろうさん 奈良県で本当にあった怖い話 私は奈良県五條市にあるタクシー会社に勤めている、52歳のドライバーです。 この道もかれこれ20年以上になります。 毎日、同じような道を走り、同じような駅前でお客さんを待つ日々で... -
【心霊写真】カンボジアのトゥールスレン虐殺博物館で撮影した被害者の影
今回は、カンボジアに現存するトゥールスレン虐殺博物館で私が2004年に撮影した心霊写真をご紹介したいと思います。 トゥールスレン虐殺博物館とは? カンボジアの首都プノンペンに位置するトゥールスレン虐殺博物館は、クメール・ルージュ政権下での恐怖... -
準一君の霊はまだそこに?旧善波トンネルでの恐怖の一夜
神奈川県にある旧善波トンネルは、長年にわたり多くの心霊現象が報告されている場所です。かつてトンネル付近には「もう死なないで 準一」と書かれた看板が立てられていましたが、今ではその看板は撤去されています。 準一君という少年がバイク事故で亡く... -
牛頸ダムでの心霊現象!一家心中の噂にまつわる恐怖体験
牛頸ダムは、福岡県大野城市にある静かなダムです。普段は釣りや散歩を楽しむ人々が訪れ、特に目立った異常もなく、自然豊かな景観に癒される場所。 しかし、地元の人々の間で語り継がれている噂話があります。それは、かつてここで一家心中が起きたのでは... -
大阪府内の最強の心霊スポットをリスト化!勝手にランキング30選
大阪には歴史的な名所や賑やかな観光地がたくさんありますが、その中には恐ろしい心霊スポットが点在していることをご存じですか?古くからの戦いや事件、さらには災害などによって、多くの心霊現象が報告されている場所が府内にはいくつも存在しています...