鈴木さん・・不幸なことが次々と起こる呪われた職場での怖い話

31歳 派遣事務職員 女性 しろまめさん 千葉県市原市で本当にあった怖い話

これは、私が去年の秋に千葉県市原市にある職場で体験した実話です。

幼少期から少し霊感があり「嫌なかんじ」だったり「何かの視線」を感じてきたため、極力幽霊のいそうな場所や怖い話は避けて関わらないようにしていたのですが、まさか自分が体験してしまうとは思いもよりませんでした。

職場で感じる違和感の正体

私は恐怖体験をする半年位前からある通信関係の職場で派遣事務職員として働いていました。

職場の敷地内には2階建ての建物が2棟あり、一つは技術部の人達が勤務する棟(以下技術棟とします)、もう一つは私が勤務していた事務所のある棟(以下事務所棟とします)です。

勤務開始後しばらくは特に何もなかったのですが、ただ一つ

「昼間でとてもいい天気なのに暗く感じるのはなぜだろう」

ということが気になっていました。

ですが、とても忙しい職場でしたのであまり深く考えることなく時間が過ぎてゆきました。

変化が起きたのは勤務開始から4か月ほど経った頃です。

ある日22時近くまで先輩社員1名と残業をしていたのですが、事務所入り口に設置してある来客センサーがピンポンと鳴りました。

もちろん誰もいません。不審に思ったのですが、小さな虫に反応することも稀にあるだろう、程度に考え仕事を続けていました。

すると今度は誰もいないはずの2階から誰かが足をひきずって歩くような足音が聞こえました。同じ場所を3歩ほど歩いて行ったり来たりを何度か繰り返し、静かになりました。

先輩社員の方を見ると「またか」といった反応だったので、詳しく話を聞くとこれまでもちょこちょこそのような「こと」が起きていたとのこと。

私が勤務開始後から感じていた違和感の正体がはっきりしました。

踊り場から感じる視線

それからは極力残業せずに済むように仕事の効率を上げ、定時で帰るようにしていたのですが、ある日の夕方、備品を取りにいくために技術棟の2階へ行こうとしたところ、階段の踊り場からとても嫌な感じがして上ることができませんでした。

いい大人が何もない場所で「怖い」と言うのは恥ずかしいと思い何度か登ろうと試みたのですがどうしても足が動きません。

その時は近くにいた技術部の男性職員にお願いしてしまいました。

技術棟を出て事務所棟に戻ろうとしたとき、ふと見上げると技術棟の窓が目に入りました。

そこはちょうど先ほど通れなかった階段踊り場のある位置です。

何も見えなかったのですが、その時はどうしても気になってしまい、食い入るように見ていました。

後で聞いて知ったのですが、その踊り場にはいつも窓から外をのぞいているおじさんと、若い女性の幽霊がいるそうです。

鈴木さん

ある日、勤務中にタクシー運転手の方が来店し「鈴木様をお迎えにあがりました」と言うのですが鈴木という苗字の社員はいないですし、タクシーを呼んだ覚えもありません。

丁重にお断りをしてお帰りいただいたのですが、別の日に今度はどこかのカード会社から問い合わせの電話が入り「鈴木様にお申込みいただいた内容について確認したいことがあります」と言うではありませんか。

そのときなぜか階段の踊り場にいるという若い女性の幽霊がふと思い浮かんだのです。
根拠はないですが、直感でそう感じました。

それからしばらく経ったある冬の夕方、技術棟から事務所棟へ戻ろうとした時、事務所棟の目の前に停めてあった営業車から嫌な感じがしました。

ですが「気のせいだろう。今まで視えたことないし」と思って何気なく助手席を見たらショートボブでサングラスをかけた若い女性が座っていたのです。

「ああ、この方が鈴木さんなんだな」と直感で分かりました。

幽霊を刺激しないようになるべく平然を装って事務所棟へ戻ったのですが、内心怖くて仕方ありません。全身鳥肌が立って嫌な寒さを感じました。

今思うと、入社後からじわじわと近づいて、私に何かを訴えようとしていたのかもしれません。

仕事中、誰も呼んでいないのにか細い女性の声で私の名前を呼ぶ声が聞こえたりだとか、職場にいる時にだけ起きる体調不良、首根っこを強く掴まれている感覚など色々ありました。

また、関連があるかは不明ですが退勤後、職場のすぐ目の前にある横断歩道を歩いていたら、右折してきた車に轢かれそうになりました。かなり見通しの良い道だったにも関わらず、です。

他の社員も病気や流産などが続いていたので、これ以上いると危険だと感じたため、更新の時期を待って別の職場へ転職しました。

転職後はあんなに悩んでいた原因不明の体調不良の症状が落ち着き、おまけに壊れていたと思っていた私のスマホのカメラ機能が突如復活しました。

今の職場では嫌な感じは感じないので安心して働くことができています。

実は私、龍はタクシーに乗ったときに運転手さんとよく話すのですが、比較的、幽霊らしき人を乗せたことがあるというタクシー運転手さんはいるんですよね。ゾッとします。
この怖い話に点数をつける
1
2
3
4
5
Submit
     
Cancel

この怖い話に点数をつける

恐怖体験の怖きゃん倶楽部
Average rating:  
 1 reviews
by カブトムシ on 恐怖体験の怖きゃん倶楽部

語り手の方が身の危険が起こる前に職場を離れたのが幸いですね。
霊感が備わると一般の人には感じとれない身の恐怖を体感してしまう様で苦労する事が多いのだと思いました。