30歳 自営業 男性 kazuさん 福井県敦賀市で本当にあった怖い話
旅行先で宿泊する旅館やホテルは、霊感が強い人なら心霊現象に遭遇するケースがあるようです。
この話は、僕の友人が体験した実話になります。楽しいはずの旅行が一転して怖い話へ。
恐怖に変わる出来事へと僕自身も聞いた時は驚いたものです。福井県にある旅館で起きた怖い話として聞いて下さい。
海水浴に出かけた友人3人
今から8年前ほどに、暑い8月の連休を利用して友人のA君は、友達2人と福井県の海へ海水浴に出かけます。
2泊3日の旅行になるので、旅館を予約して宿泊をします。大阪に住んでいる友人3人は、車で福井県の海へ行ったようです。
片道3時間ほどかかるドライブは、海沿いを走り楽しいひと時になります。3人は、目的地の旅館が集まる場所へ到着して予約していた旅館を見つけます。
「●●屋」という旅館は、木造で歴史を感じる外観です。3人は、玄関へ行くと、旅館のオーナーに挨拶をして部屋へ案内されます。8畳ほどの部屋へ通された3人は、和室で雰囲気の良さに満足したものです。
この旅館は、6部屋ほどある間取りで規模的には中ぐらいになります。友人たちは、部屋に荷物の一部を置き目的の海水浴をしに海へ行きます。
部屋に戻ると、気分が悪くなる友人
福井県の海は、日本海らしく水がキレイらしく夕方まで泳ぎを楽しむ友人3人。
その後、旅館へ戻ると、風呂に入り部屋ではメインの夕食が用意されていました。カニの鍋料理でしたが、美味しく友人たちはワイワイしながら頂きます。30分ぐらいで食べ終えた友人たちは、「外へ遊びに行こう」と、話をしていた時です。
1人の友人が、「ちょっと部屋に戻ってから頭が痛いんだ」と、言います。
続けて、「俺少し霊感が強いんだ。この部屋何かある感じがする」と、他の友人は不安を感じます。
しかし、3人は、外に出て土産物店などをブラブラ探索して楽しんだようです。1時間30分ぐらいして部屋に戻ると、霊感の強い友人は「また頭が痛い」と、言いだします。
寝ている時、現れたおじさん
他の友人は、「気のせいだ」と、言いテレビを見ながら寝る時がやってきます。
夜の11時ぐらいでしたが、霊感の強い友人が人影に気づいたようです。
布団の足元に、目をやると60歳ぐらいのおじさんが座っているのです。
顔は、青白くスーツを着ていてジーっと霊感の強い友人を見ています。
その友人は、体を起こそうとしましたが硬く金縛り状態です。
次の瞬間、おじさんはニコリと笑みを浮かべて消えていきます。
友人が起き上がった時、他の友人も起きていて声をかけてきたようです。「おい、大丈夫か。お前うなされて助けてと言っていたぞ」と、他の友人は心配して起こしたそうです。
しかし、霊感の強い友人は、おじさんに気を取られて声をかけられた事は知りません。この友人は、足元に知らないおじさんが座っていた事を他の友人に話します。すると、1人の友人が「それ心霊か、心霊と違う?」と、少し怖くなる3人。
霊の正体は、旅館のご主人だった
その夜は、なんとか眠りについた3人は、次の日も海へ泳ぎに行きます。
夕方に部屋へ戻り、前日のように風呂と料理を食べて寝る事にします。深夜ごろ、霊感の強い友人が息苦しさを感じて目を開けると、今度はおじさんが胸の上に座っていたようです。
この友人は、心霊や心霊と思って「成仏して下さい。成仏して下さい。成仏して下さい。」と、3回言います。すると、おじさんはパッと消えて行きました。友人は、起きて他の友人に「また、おじさんが出たんだ」と、話した後眠ります。
帰宅する3日目の朝、友人3人は旅館のおかみさんに部屋に現れるおじさんの事を伝えてみました。
おかみさんは、それを聞いて「ああーそうですか。それは失礼しました。悪い事はしなかったですか?」と、質問をしてきます。
霊感の強い友人は、「別になかったですが、気味が悪かったですね。」と、言いました。
すると、おかみさんは、1枚の写真を持ってきて「もしかしてこの男性ですか?」と、言ってきたようです。
友人は、その写真を見て驚き「はい。この男性です。部屋に現れたのは」と、おかみに言います。
すると、おかみさんは、「この男性は、この旅館の主人だった人です。3ヶ月前に、病気で亡くなったんです。」と、話してくれました。
旅館を後にした友人たち3人は、不思議な気持ちで帰ったそうです。この体験は、夏の怖い話として実話になるので想像して下さい。
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