42歳 自営業 男性 たつさんの心霊体験
みなさんは霊の存在を信じますか?心霊体験はありますか?
実は僕けっこうあるんですよ。
ちなみにこれは心霊体験じゃないけど、過去にワケあって霊媒士に見てもらったことがあるんですが(※お祓いではない)、なんでも僕の中に「鳥居」が見えたそうです。それが何を意味するのかはよくわかんないんですけど……
あと「この男は信じる男じゃぞ!」っていう声が聴こえてきたそうです。これもまた理解不能ですね。
それはさておき、今回は僕が過去に経験してきたなかでも恐怖体験というか不思議な体験をお話します。
そのプールだけ人がいない・・・
あれは僕がまだ幼稚園に通っていた頃のことです。
とある夏の日曜日に僕は家族とプールに出掛けました。
場所は広島市の佐伯区にある、確か「チチ○○プール」とかいうプールだったと思います。
その日は夏休みというのもあって僕らのような家族連れが多く、たいへん賑わっていたのを憶えています。僕はまだ幼かったのでいつもの幼児用?の浅くて狭いプールで遊んでいました。
けれどもさすがにその日は人がたくさんいて、ろくに泳ぐスペースもなかったので僕は遊んでいるうちにだんだんと物足りなさを感じてきました。
もっと他に人があまりいなくて悠々と泳げるような場所はないものかとあたりをうろつきながら探しました。
けれども、流れるプールもどのプールも同じように人で溢れかえっていました。それでもなお諦めずに探していると、それよりさらに奥に進んでいった所に今まで見たことのないプールを見つけました。
なぜか不思議なことにそこにはあまり人がいないんです。
こんなに広いのになんでここだけ人が少ないんだろうと疑問に感じながらも、ここなら思う存分泳げると思い、喜び勇んでそのプールに勢いよく飛び込んだんです。
ところがそのプールは大人でも足の届かない、とても深いプールだったんです。が、その事実に気付いた時はもう手遅れで、勢いがついていたせいもあってか僕はそのままどんどん水中深く沈んでいきました。
プールでもうダメだ・・・
その時に生まれて初めて本能的に“死”を意識して親の姿が脳裏をよぎりました。そして次第に息が苦しくなり始め
「もうダメだ!」
と思った瞬間の出来事でした。
突然得体の知れない何者かが僕の首根っこあたりを掴んできたんです。
そして、とにかくそれはもうものすごいスピードで引っ張られ、あっという間に水上に向かって引き上げられていったんです。
そして気が付いたらなぜか僕は一人プールサイドにいました。
いったい何が起きたのかわからないままとりあえず助けてくれた人にお礼を言わなきゃと思い、キョロキョロと周囲を見渡したんですが、辺りにはそれらしい人がいないんです。
それどころか、どうやら僕が溺れかけたことに気付いている人すらいなかったようでした。
本当にいつの間にか助かってた
遠くに脚立みたいなのに乗っている監視員の人を確認しましたが、やっぱりこちらに気づいている様子はないようでした。
一瞬の出来事だったし、しかも水中深くまで沈んでしまっていたので気付かないのも無理ないでしょうけど。
遠くから子供たちなんかがはしゃぐ賑やかな声が聴こえるなかで僕はしばらく狐につままれたように呆然と佇んでいました。
普通に考えて、溺れかけた子供を助けた後、何の声も掛けずにそのまま立ち去るなんて不自然だし、そもそも引き上げてもらった時になぜ助けてくれた人の存在に気付かなかったんだろう?
こうして意識はハッキリとしているわけで…
そうです。“その存在”はこつ然と姿を消してしまったのです。
「待てよ…そもそも僕は何に助けられたんだ?
それさえもわからないなんておかしくないか?」
そんなふうに自分の身に起こったことを冷静に考えているとなんだか恐怖感のようなものじわじわと込み上げてきました。
心霊というよりも「神の手」と呼んでいる
僕は今でもこの話をする度に命を救われたこともあってその存在のことを「神の手」と呼んでいます。
なぜなら…
そうです。水深3m程もあるプールの底に沈んでいた僕を掴んで、尚かつ瞬く間にプールサイドまで引き上げたのは紛れもなくたった一本の“手”だったのだから。
強い守護霊に守られている方って、同様の体験をした方もいるでしょうね。
私の父も、事故が起きた電車に、なぜか乗りたくない気分になり、1本やり過ごしたところ、乗るはずの電車が故障で止まったなどの体験を豊富にもっています。守護霊も心霊の一種ですが、やはり、強い守護霊に守られていると心強いですね。
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こういう良い幽霊?(守護霊?)の存在は信じたいです。
守護霊は本当に存在するのですね。
本当に助かって良かったですね。
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