【神戸市】社会人１年目！住んではじめて気がついた事故物件の恐怖

48歳 自営業 男性 kazuyamanbさん 兵庫県神戸市 で本当にあった怖い話

私が高校を卒業して社会人になり、５年後の２３歳の時初めて一人暮らしを始めます。

場所は、兵庫県神戸市になり憧れ的なエリアです。

元々、同じ兵庫県内に住んでいたため神戸へは数回遊びに行った事があります。
海と山があり、繁華街も大きく県内一大きな街です。

そんな神戸の中心部三宮界隈は、マンションが多く立ち並び家賃もピンからキリまであります。

私は、年齢が若いため５万円以内の物件が良いと考えていました。

市内の不動産屋へ行き、ある程度決めておいた物件希望を店員に伝えます。

５万円以内の家賃で築が２０年以内の物件は、数軒ありました。

その中で、アパートだけど内装がキレイで家賃が３万５千円に私は惹かれます。

マンションに住みたいと思っていましたが、アパートでもリフォームが済んでいたため「数年ならいいかな」と、決める事にします。

アパートがある場所は、JR三宮駅から少し東へ行った所になります。

不動産屋と一緒に行き、アパートの部屋に入ると感じが良いです。

キッチン、和室が6畳と４、５畳の2部屋は、一人暮らしにとって十分と言えます。

私は、不動産屋に「この部屋を借ります」と、まず2年契約をする事にしました。

住んで1週間経ったアパートで、異変が起こる

私は、アパートに住みここから仕事に出かける事になります。

アパートの場所は環境的に閑静とは言えませんが、買い物などが便利1です。

しかし、１週間経過した頃、アパートに異変が起こりだし気になります。

夜寝ていたら、急に部屋の電気が付き少し驚きましたが「故障かな？」と思ってその日は眠りました。

2日後に、また寝ていたら電気がパッと付き起きて消します。

変な胸騒ぎを感じた私は、朝に電気を確認してみました。
付けたり消したりしてみると、異常や故障らしき様子はない感じです。

そして、二日後になると、今度は部屋のテレビがパッと付きます。

音にビックリして起きた私は、テレビを消して眠る事にしました。

次の日、深夜2時ごろに部屋のテレビが再び付き私は、少しずつ恐怖を感じるようになります。

「これは、部屋に何かあるのか？」「霊、心霊現象？」と、私は寝るのが怖い状態です。

知らないお婆ちゃんが、布団横で微笑む

霊や心霊体験がない私にとって、この異変に平気ではいられません。

ポルターガイストらしき状態は、2週間ほど続き寝るのが嫌になります。

そして、引っ越して3週間ほど経ったある日の夜、ゾッとする光景に遭遇します。

私は、仕事で疲れて夜の10時ごろ布団で寝ていたら、耳もとで小さな声が聞こえるのです。

「OOさん。ちょっと起きて。足が痛いよ」と、私は目を開けてみると知らないお婆ちゃんが布団横に座っています。

白い服を着ていて正座姿のお婆ちゃんは、私を見て微笑んでいるようです。

しかし、お婆ちゃんの服は、赤い血のようなシミが点々と付いています。

私は、お婆ちゃんに驚き部屋の端に行くと「誰？出ろ」と、声を挙げるとお婆ちゃんはパッと消えました。

夢かと思いましたが、気はしっかりしていたため心霊に間違いありません。

部屋は事故物件だった

私は、次の日の夜隣に住んでいる男性に、部屋の出来事を伝え聞く事にしました。

すると、男性は「あんたの部屋１2年前ぐらいにお婆ちゃんが住んでいたけど交通事故で亡くなったみたいだ。それが原因と違う？」

と、教えてくれました。

あのお婆ちゃんは、やはり無念の死を遂げた霊であるようです。

この体験は、実話であり初めての恐怖体験でもあります。

私は、1ヵ月後にアパートから引っ越して違うマンションを借りて生活を送る事にしました。