56歳 神奈川県 男性 健さん 神奈川県で本当にあった怖い話
子供の頃からどちらかと言えば、霊感はありました。
湘南海岸の江〇島で、泳いでいると、海中にいるはずがないのに、ちょうど泳いでる下で足をつかまれて溺れそうになったこともあります。
さて、体験談ですが、仲の良い先輩が、車購入したというので、ドライブがてら、東京渋谷まで遊びに行こうということになり、行きました。
別に何するということではなく、とりあえず、スクランブル交差点に行くことになり、車を、駐車場に止めて歩いていました。
先輩が先に歩いていて、行きかう人は、結構いました。すると、その中に、よく見ると、30代くらいの男の人で、上下ジーパン姿なのだが、ひざから下がない?というか半透明なのである。
顔は、ヒゲ面で、長髪。わたしは、思わず先輩に、声かけましたが、そんなに距離は離れていないのに、聞こえてないようでした。すると、その男は、わたしの、すぐ近くまできて、言いました。っていうか、走ってきたというより、瞬間移動?みたいな感じでした。
そして、”よく、わかったな!”って言いました。
驚いて振り向くと、もういませんでした。
消えたのです。
走って逃げれば、後ろ姿見えるはずですし。
先輩に”そのこと”を言いましたが、信じてくれず、「お前頭大丈夫か?」と、言われる始末。
あれは、絶対、浮遊霊だと、思うのだが。そして、その夜。”ピンポ~ン”ん?こんな時間に誰?先輩か?時計を見ると2時をまわっていた。
早速のぞき穴から見てみたが、いない?恐る恐るドアを開けた、が、いない。
なんだよ、こんな時間にピンポンダッシュかい!そして、ドアを閉めて振り向くと、おお~!びっくりした。”そいつ”が、いた。「一緒に遊ぼうよ。」というと、恥ずかしいが、腰を抜かして、気を失った。その後の事は覚えていない。
推測だが、多分”彼”は、寂しかったのだろう。誰も存在を気づかず、その存在を気づいた俺についてきたのだろう。翌日、玄関ドアに清めの塩をまきながら、”成仏してください”と、心のなかで呟いた。その後、今日まで、”彼”とは、会っていません。