37歳 専業主婦 女性の霊体験
私は昔から霊感体質で幼稚園に通うころにはすでにたくさんの霊が見えていました。
見える前はよく強い耳鳴りの後に金縛りになり、恐る恐る目を開けると、人がかぶさってきたり、手が出てきて引っ張られたりなどしょっちゅうでした。
でも小さかったので、これが何なのかよくわからなく、両親にも話したことはありませんでした。
ある時は部屋の中をバタンバタンと転がされる感覚になったこともあり、その不思議な感覚をまだ覚えています。
大学で体調不良を機に
そんな幼少期を経て大学生になった私は急に体調がおかしくなり、1か月で20kg近く痩せました。
とにかく毎日毎日うなされて眠れないのと、お腹が膨れて何も食べられないのです。
病院という病院を周り診てもらいましたが特に原因はなく、精神的なものだと言われるだけでした。
命の危険があると言われ、私は入院しました。
その時には体重はもう25kg、血圧は上が65くらいしかなく、両親は
「普通に生きていられるのが不思議だ。いつ死んでもおかしくない状態」
と、医師に告げられたそうです。
とにかく私は必死に体重を増やすことだけを考え、5か月程たった時に退院できました。しかし体の具合、眠れない日々はまったく変わりませんでした。
退院後も毎日毎日が苦しくて辛く、毎日死を考えました。
ある時見た夢で
そんな時ある夢をみました。
男性が出てきて私を助けてくれる夢でした。
朝起きてとてもその夢が気になって、私はインターネットで色々検索しました。
病院のホームページの医師の写真、カウンセラーの写真・・
そのうち、私は夢でみた男の人の写真をみつけました。
それは霊現象に悩む人たちが相談に行く場所でした。
私は「ここに行かなきゃ」と思い、次の日、母親と新幹線を乗り継いでその方に会いに行きました。
会いに行った霊能者に言われたこと
まず私をみるなり、「あなたは稀にみる霊感体質で、1体2体がついてるという問題ではなく、霊世界と繋がってる」と言われました。
このままだと命をとられることもあるとも言われました。
そこには大きな立派な神棚があり、その前に座るなり、苦しくなり、自分の意志とは違う言葉がどんどん出てきました。
暴れたり泣いたり、男だったり女だったり。私の意識も別にあるのではっきり覚えています。
そんな状態が4時間ほど続きました。
次の日、一旦家に帰ったものの、このままだと自分の人生が生きられないと思い、私はその方の近くに住み込んで修行することになりました。
毎日毎日神棚の部屋に通っては色んな人格がでてきて私を苦しめます。
これは小さいときから溜めに溜めていたものだと言われました。
そんな日々が続く中、私は霊とある程度会話できるようになりました。
なぜ苦しんでいるのか、なぜ恨んでいるのか、何がきがかりで成仏できないのか。
そしてあなたはもう亡くなっているのだからしっかり成仏しないといけないとお話しました。
亡くなったかたは、まだ自分が死んだことに気が付いていない人がほとんどでした。
そのように私は親元を離れてひとり修行に明け暮れました。
徐々に体調も回復し、修行を終えた私は3年後実家に戻りました。
今では辛い、苦しいという霊が私の体にはいることはなくなりました。ある程度強くなったようです。
逆にご先祖様や天使さんなどを感じられるようになりました。
今でもきつい場所やきついものを持った人に会うと、グッと空気が重くなり具合悪くなることもありますが、それ以上にたくさんの力が守ってくださっているので、普通に生活を送れています。
修行してわかったこと
神霊の世界は目に見えないかもしれませんが、必ず存在し、そこに繋がるのはその人の心次第ということがわかりました。
自分が負の心でいると地獄に繋がり、プラスの心でいると天国と繋がります。すべて自分次第です。
今は毎日神棚にむかい感謝の御礼をしています。あれからもう20年近くたちますが、今こうやって私が生かされているのも必ず意味があります。
残された時間で人の役にたてるような人生を送りたいと思っています。
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