2012年から賃貸の事故物件をとにかく住みまくって体験談をネタにしている「事故物件住みます芸人」の松原タニシさんの体験談が映画になりましたね。映画『事故物件 恐い間取り』 です。
そんな映画がヒットするくらい事故物件に住んでみたい!と考える人って多いらしいです。
正直、私も事故物件には興味ありますし、実際に不動産会社で賃貸マンションを探している時に、事故物件とおぼしき部屋を紹介されたことは多々・・・。実際に住んだこともあるんですよね。(1993年から2年ほど父親の転勤で長崎県に住んでいた際に戸建ての事故物件に住んでおりました。)
私、木戸も恐怖体験のサイトを運営しているくらいなので、せめて事故物件に住んでみたい方にワケあり物件の探し方をご紹介したいなと思います。
事故物件って、いくつかの共通点があるんですよね。だから、そこを見ればすぐに分かります。
ぜひ、事故物件に賃貸で住んでみたい!そんな方は参考にしてみてくださいね。そして、実際に心霊体験をしたら、当サイトに投稿してください!実話の怖い話の投稿大歓迎です!
事故物件賃貸専門サイトで探す
実は、事故物件専門の不動産会社が存在しまして、わざわざ街の不動産会社を渡り歩いて、「事故物件ありませんか?」「恐怖体験ができる部屋はありませんか?」と聞き回る必要はまったくありません。
そんな事故物件専門サイトで有名なのが成仏不動産ですね。
お寺かな?と勘違いしそうな会社名ですが、れっきとした不動産会社です。
この会社は事故物件を専門に扱っており、自殺から孤独死まで、大島てる氏のサイトに掲載されている物件が多数掲載されています。
サイトに掲載されている物件は、一見すると普通の賃貸マンションのように見えますが、詳細欄を開いてみると、どのような瑕疵があるのか詳しく見ることができます。
上記は孤独死物件の一例ですね。
もちろん、あくまでも心理的瑕疵といって、過去の借主が部屋で死亡したというだけなので、即、心霊が出る恐怖の物件というワケではありません。そこのところは注意が必要ですね。
ただ、事故物件に住んでみたい!一人では寂しいので、ぜひ、心霊と賃貸をシェアして夜の恐怖感をグッと感じたい・・・。
そんな方はあの世の方と出会える可能性大ですね。
その他にも、スーモに事故物件が掲載されている・・・という噂や、レオパレス21でも事故物件が・・・。など、ネットに色々書かれていますが、真相は分かりません。
スーモは様々な不動産会社が掲載するサイトなので、当然、事故物件が混じっていてもおかしくありませんし、レオパレスの住人でも死者は出ている可能性はありますよね。当然、人って絶対に死ぬわけですから。でも、心霊が必ず出る!というワケではありません。
では、本当に心霊が出る確率が高い物件って、どんな特徴があるのでしょうか?
恐怖体験したいならリフォームを見よ!
賃貸物件は、古くなったとしてもリノベーションやリフォームを行って繰り返し借り手を探す仕組みになっています。
30年、40年もリフォームを繰り返して使われている部屋は珍しくありませんよね。
しかし、事故物件に住んでみたい!恐怖体験をしてみたい!そんな方が選ぶべき物件は、普通のリフォーム物件ではありません。
・築年数が浅いのにリフォームしてる
・特定の部屋だけリフォームしている
・部屋の一部だけリフォームしている
この3点が、事故物件に共通しているリフォームの仕方です。
特にお風呂場やトイレは、突然死が置きやすい場所。体調が悪くトイレに入ったまま帰らぬ人へ。お風呂の温度差で心筋梗塞で死亡。
そんな悲しい人たちが発見されず、時間経過と共に体液で部屋は腐食していきます。
当然、リビングで死亡・・というケースもありますが、やはりお風呂場やトイレは死亡率が高い場所なので、ココがリフォームされていないかは注目した方が良いでしょう。
お風呂の鏡に女性の霊が映った・・・。夜中にトイレからすすり泣く声が・・・。そんな怖い話は、このような事故物件から生まれた体験談かもしれません。
ルームロンダリング物件を探す
不動産会社には告知義務があります。
事故物件の場合は、必ず告知しなければいけないというルールです。しかし、事故物件ともなれば、平均家賃よりも安めになるし、貸し手としては出来るだけ知られたくないモノ。
そこで、登場するのがルームロンダリングという手法です。不動産業界では禁じ手と言われていますが、あえて短期間の賃貸にして、短期間で住人を入れ替えたり、不動産会社の社員が短期間住んで、事故の次の次の住人には事故物件であることを告知しないという手法ですね。
本来はすべてのケースを告知しなければいけないのですが、暗黙のルールで前の住民までしか告知をしなくて良い・・・そんな裏ルールがあるそうです。
そこで、不動産会社へ出向いて、「前の住民の居住期間が短い物件を紹介してください」と相談するのもアリですね。
事故物件を紹介してもらえる確率が高くなりますし、少なくとも短期間で住民が入れ替わっている物件であれば、「霊が出る物件」の可能性が高まります。
事故物件に住んで心霊に出会いたい!
そんな方は、不動産会社への聞き方を工夫してみてくださいね。
家賃が相場より2割程度安い物件を探す
実は事故物件って極端に安いのではないか?と思っている方が多いように思いますが、そんなことはありません。
最近は事故物件の人気が上がったことで、あまり値崩れしなくなっているんですね。
不動産会社に「事故物件に住みたいので紹介してください!」と直球で依頼してくる依頼人も増えてきているそうです。
・・・なので、案外、事故物件を探すのって骨が折れるもの。
そこで試したいのが、スーモやYahoo賃貸で、相場より2割程度安い物件を探すと高確率で事故物件を見つけることができます。
スーモで探してみると、2つのパターンがあることに気がつきます。
・礼金が高くて家賃は激安
・敷金礼金は普通で家賃が2割ほど安い
この違いは分かりますか?
礼金が高くて家賃は激安な物件は、事故物件+心霊や心霊体験ができる可能性が高い物件です。
というのも、人が激しく入れ替わるので、家賃は安く設定している代わりに礼金を設定することで、大家がスポットの収入を得ることができるのですね。礼金って借りるときに支払うもので、大家は借主に返す必要がないお金なので・・・。
事故物件で恐怖体験をしたい!怖い話のネタを作りたい!そんな方は、ぜひ、礼金が高くて家賃は激安な物件を選んでください。
ちなみに、敷金礼金は普通で家賃が2割ほど安い物件は、単なる事故物件です。霊などは出ません。
普通にちょっとおトクな物件を探したい!そんな感覚で事故物件に住んでみたいと思っている方は、こちらを選ぶと良いでしょう。
ストリートビューで比較する
ちょっと変わった方法に、こんな事故物件の探し方があります。
概ね大島てる氏のサイトでアタリをつけておくことが前提ですが、Googleマップに搭載されているストリートビューを活用する方法です。
事故物件って、実は部屋だけでなく共用部分や建物の外部であることも往々にしてあることです。
マンションの階段で起きた殺人事件や、飛び降り自殺・・・。
そんな事件が起きた物件は、ニュースで報道されることがあるので、マンションの外装を変えたり色を塗り替えて分からないようにする場合があるんです。
火災系の事故物件の場合は特に賃貸マンションの一部だけが不自然にペンキで塗り替えられたりしますね。
このような探し方もあることを頭に入れておくと、事故物件に住んでみたい!という夢?が叶うかもしれませんよ。