23歳 製造業勤務 男性 kazuyamanbさん 兵庫県神戸市で本当にあった怖い話
僕の友人Aは、兵庫県神戸市内の製造会社に務める22歳の若者です。
神戸市街の高校を卒業して、市内で一人暮らしをしながら生活をしています。
寝ている枕もとで聞こえる女性の声
僕は、神戸出身でAと会社で仲が良くなり友人になりました。
会社に勤めて2ヶ月ほど経った頃、Aから相談を受けます。
「あのな、住んでいるマンション少し変なんだ」と、Aは僕に言ってきました。Aが言うには、夜寝ていたら枕もとで女性の声がするようです。
「誰か 苦しいから助けて」と、20代の女性の苦しそうな声です。
Aは、最初夢と思って気にせず眠りについていました。しかし、毎晩女性の苦しそうな声が耳の近くで聞こえるためAは怖くなります。僕は、Aに「それって心霊か心霊かも知れん」と、心配したものです。
Aの部屋に現れた女性の心霊
Aがマンションに引っ越して3ヶ月目に入った頃、不思議な現象はさらに続きます。
ある夜、電話がかかってきたためAが出ると、女性の声で「誰か、助けて。苦しいよ」と、言っています。
Aは、どこかで聞いた声と思ったら毎晩枕もとで聞こえる女性の声です。
Aは、電話口で「もしもし どうしたんですか?」と、問うと「ブチっ」と、切れてしまます。それから、同じ電話が4日ほど続きAは電話が鳴ると怖くなりました。
そして、ある夜Aはテレビを見ていたら突如画面が消えてラジカセから音楽が流れてきたそうです。Aは、慌ててラジカセのスイッチを見ると、押していない状態です。
20秒ほどしてから、「パッ」と音楽が止まりAはホッとします。
Aは、だんだん部屋に何かあると思い夜、電気を点けて寝る事にします。Aが、眠りについて1時間ほどした頃、足元に人の気配を感じたそうです。
うっすら目を開けてみると、見ず知らずの女性がAの足首を掴んでいたそうです。Aは、「わあっ」と、驚き布団を頭から被って「消えてくれ」と叫びます。女性は、20代でOLスーツを着ていて黒髪の普通の女性といった感じです。
恐る恐る布団から顔を出すと、女性は姿を消していません。Aは、朝起きて、足首を見るとみみず腫れのように赤くなっていたそうです。
女性の心霊は、道にも現れた
Aが遭遇した女性の心霊は、1週間ほど夜現れたそうです。
しかし、さらに驚く体験をAはする事になり恐怖を感じます。
ある日、会社で働いた後、Aは夜7時ごろ帰宅する事になります。服を着替えて家に帰る途中、背後に気配を感じるA。後ろを振り返ると、OLスーツを着た女性と目が合います。
よく見ると、夜ベッドに現れた女性でAが驚いた瞬間、姿が消えたそうです。Aは、その日マンションの部屋に入るとテレビを見た後、早く寝る事にします。
電気を点けたまま寝ていると、道で会った女性が足元に現れて「なあ、さっき何で助けてくれなかったの」と、Aに話かけてきたそうです。
Aは、布団を被って「消えて。お願い。もう現れないで」と、頼む感じで言いました。すると、女性はパッと消えていなくなりAは寝る事にします。
夜現れる女性の霊は、自殺者だった
僕は、友人Aの体験を聞いてからアドバイスとして、「近隣の人にマンションに何かあったか聞いた方がいいぞ」と、伝えます。
Aは、マンションの前にあるお菓子屋に、おばちゃんに聞く事にします。
すると、おばちゃんから驚く事実を知りショックを受けるA。
なんでも、Aが住んでいるマンションの部屋は、引っ越してきた前に、OL女性が自殺したらしいです。
原因は、会社のイジメらしく女性は悩んだ結果、首を吊って死を選びます。女性の無念さが心霊になって、毎晩Aの部屋に現れたみたいです。
Aは、それを聞いてすぐに引っ越しを考えましたが、おばちゃんから「西宮のOO寺社に、魔よけのお守りやお札が売ってあるから買って貼ってみたら」と、言われます。
Aは、OO寺社に行きお守りとお札を買って部屋に貼り付けました。その後、女性の霊は、ピタっと現れなくなり現在もAはマンションに住んで生活をしています。
Aが遭遇した霊体験は、実話として本当にあった怖い話として会社で語られています。
Submit your review | |
コメント