自宅近くの曲がり角で見た幽霊の存在

自宅近くの曲がり角で見た幽霊の存在

29歳 スーパーマーケット店員 男性 やまなかさん 山梨県上野原市で本当にあった怪談

私の地元には昔から心霊スポットとして有名なところが多々あり、そのような場所に自ら訪れてしまうような方はバチあたりに行っているようなものであると感じていましたので、私自身は何があっても自らそのような場所には訪れることはしませんでした。

しかしながら、そのようないわゆる心霊体験といわれているものにはこちら側から近づこうと思っていなくとも向こう側から現れることもあるのだということを今回の実体験として知ってしまったのです。

元々霊感のようなものがあった幼少期

これは私がまだ4歳ほどの子供の頃の話なのですが、よく子供には大人に見えないものが見えることがあるという話があるように日常茶飯事に夜空に火の玉やUFOが見えることがありました。

その話を幼稚園のクラスメイトたちに話したところで変なやつ扱いされることくらいわかっていましたので誰にも言いませんでしたし、周りの大人たちに話しても「ふーん」と塩対応で毎回流されてしまっていました。

しかしながらそのようななかなか味わえないであろう体験をしてきていた私でも、存在自体は認めていても幽霊というものに出会うことがなかったので「怖いもの」としか印象がありませんでしたし、どうせならこのまま一生会わずにいたいなという強い願望もありました。

帰路の曲がり角

しかしある日のこと、今のように子供が連れ去られるというような事件もあまりなかったため私は幼稚園が終わった後に1人でよく自宅から500mほど離れている祖父母が住んでいる家に遊びにいっていました。

その日も絵を描いたり折り紙をしたりとたくさん遊んでもらい、満足した時に母親から祖父母の家に「夕飯が出来たからうちに帰ってくるように言っておいて」という電話がきましたので、祖父母に「またね」と挨拶をして夕暮れの中をまた1人で500mの道を実家へと帰っておりました。

その私の実家から祖父母の住んでいる家までの間には曲がり角が1つだけあり、あとは一直線の道なので道に迷うなんてことは4歳の私でも確実にありえませんしそれが毎日のように通っている場所なのでなおさらです。

そのため私は何も考えずに夕飯を母親と一緒に食べることだけを考えながら少し駆け足気味に向かっておりました。

左脚への違和感

私が祖父母の家から実家へと帰ろうとして、1つだけある曲がり角を曲がろうとした際に驚くべきことが起こりました。

転ぶようなことはなかったのですが、誰かに左脚をグッと握られるような感覚があったのです。

私は4歳ですし、それまでに些細な恐怖体験はあったのですがそのような直接的に自分の身体に影響のあるような心霊体験がまだなかったために心の底から驚いてしまい、思わず大きな声で「ウワッ」と叫んでしまいました。

とっさに握られた左脚の方を見てみたのですが特に何もなく、勘違いだったのかなとも思いましたし周りは壁なので誰かの手が伸びて出るような穴などもなかったのであまり気にせずにその日は家に帰って夕飯を食べ、風呂に入ってすぐに寝てしまいました。

再び起こった恐怖

次の日です。その日も両親が共働きということもあり、私は幼稚園の帰りに祖父母の家へと遊びに行きました。

たくさん遊んでもらい、昨日と同様に母親から電話がかかってきて家へと帰ることとなりました。その日は日が暮れるのも早くて外に出た時にはもう真っ暗でした。

少し肌寒い気もしたので早くあったまろうと家へと急ぎました。

そしてまたあの曲がり角を曲がろうとした時のことです。なんとなく昨日の体験もありましたので嫌な気持ちを思い出して早く曲がり切りたい一心だったのですが、案の定また左脚を掴まれた感覚になりました。

そして今回は転んでしまいました。恐る恐る左脚の方に目をやると、なんとそこには青白くて少し透けている手が壁から伸びて私の脚を掴んでいたのです。私は驚いて声も出ずに、いつのまにか気を失っていました。

パッと目を覚ますとまだ祖父母の家にいて、母親が「なかなか帰ってこないから心配して迎えにきたよ」と祖父母の家まで来てくれました。

その体験以来、曲がり角を曲がっても何も起こらないようになりましたが、私にとっては今でも謎に包まれている恐怖体験です。

地域的に、いわゆるヤバイ場所というのは実在するようですね。こんな体験は二度としたくないものです。

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