43歳 専業主婦 女性 しろぶんちょさん 東京都板橋区で本当にあった心霊の怖い話
これは、結婚当時私達が家探しをしている時に体験した心霊体験の実話です。
よく事故物件の怖い話を聞いたり、事故物件を検索するサイトもあるようですが、まさか本当に自分達が遭遇するとは思いもしませんでした。
いろいろ見てみようと物件めぐり中の出来事
結婚したばかりでまだ家購入については詳しくなかった私達。
周りの人に「とにかくいろんな家を見た方がいい。新築を買うのも中古をリフォームするのも、いろんな可能性を考えて不動産屋さんと話しをしてみるといい」とアドバイスを受けたりして、それを実践しようとまずは住宅雑誌を見たり、家の近所の不動産屋さんからあたってみることに。
自分達の収入でどのくらいの家が買えるのか、また近所の相場もあまりよくわかっていなかったので、ピンキリでいろいろ見てみようと話していました。
そんな中、中古物件ですが割と新しめなのに、なぜかやたらと安い物件を見つけたのです。
まずはどんな物件かを見てみよう・・・
なぜそんなに安いのか、安い家にはどんな条件があるのかと気になってみた私達、まずは問い合わせの電話をかけてみました。
「〇〇町の〇千万の中古物件を見てみたいんですけど」と言うと、
「あ、あの物件ですか?あれは実はあんまりお勧めじゃないんですけど。」と歯切れの悪い様子。
「今いろんな物件を見たいと思ってまして。新築も中古も見てみたいんです。すごく価格が安いので気になって。」
「どうしてもって言われるのでしたら見ていただくことはできますけど。」
そんな会話をして、何で売りに出してるのにお勧めじゃないんだろう?なんて訝しく思いながらも、下見の当日を迎えました。
とにかく寒い家!
不動産屋さんに出向き、そこから営業さんの車で現地に向かいます。
少しくぼんだ土地になっており、日当たりが悪いけれどもそこまで古くてどうしようもないと言った印象でもない感じの第一印象でした。
ですが、家に入ってびっくり。
家の中がとにかく寒いのです。
春先のまだ冷える時期でしたが、外でそこまで寒いと感じなかったのに、家の中はきんきんに冷えていて、その場にいるのが辛いぐらい。
やっぱり日当たりが悪いと家の中が温まらないのね、日当たりって重要だねーなんて話して帰りました。
営業さんには新築の家も2軒ほど見せてもらうことができました。
その日から始まる心霊現象
いつものように寝室のダブルベッドで眠りについた私、重苦しさを感じて目が覚めました。
私の胸の上に白っぽい洋服の女性が正座しているのです。
怖くて主人の方に手を伸ばそうとしますが、金縛りにあっていて動けません。
その内、その女性が腕を伸ばして私の首を絞めてきました。
私は怖いのと苦しいので気を失い、気が付くと朝でした。
こんなことが3日ほど続いた後、その心霊現象はぴたっとおさまりました。
心霊を見たということは主人には秘密にしていた
すごい怖くてたまらなかったけれども、その女性の心霊のことは主人には言えませんでした。
言ったら主人が気分を害して、家を買うこと自体がぽしゃってしまうのが怖かったからです。
そうこうしている内に、理想通りの物件を買うことができて、やっと安心したというか。
主人とご飯を食べながら、「ようやく家を買えたね!私あなたに言っていなかった怖い話があるんだけど、今になってやっと言えるわ。」と話し始めたところ、主人の顔がみるみる青ざめていきました。
実は主人も全く同じ心霊を見て、私と同様3日間首を絞められたと言うのです。
主人も私を怖がらせてしまうだろうと、言わないつもりだったそうで、私からその話があるとは思ってもいなかったとのこと。
二人で「きっとあの物件からついてきてしまったのだろうね」と話しました。
今でもあの物件があるのか、誰かが住んでいるのかはわかりません。
でも、物件探し中のこんな怖い実話もありますので、みなさま家を買う際にはくれぐれもお気をつけください。
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