【福井県】霊感が強く霊が当たり前の彼が体験した本当の怖い話

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30歳 フリーター 男性 みけねこさん 福井県福井市で本当にあった怖い話

これは霊感のある友人に起こった恐怖体験です。

友人は霊感が強すぎて車の免許がとれません。

道路の真ん中に立っている霊が生身の人間と区別がつかないことがあり危険だという理由からです。

なので友人はいつも電車やバス、自転車を使っています。これはそんな友人が体験した実話です。

いつものように霊と出会ったが

昨年の夏のこと。場所は福井県福井市、バイトを終えた友人が深夜の田んぼ道を自転車で走っていると、前方に白い服を着た女性の霊が立っていたらしいです。

俯いて顔は見えずあきらかに人間ではない雰囲気だったようで、友人はいつものように気づかないふりをして霊の脇を通り抜けました。

ほっとした瞬間、自転車の後ろの荷台にズシンとした重みを感じて、思わずペダルを漕ぐ足を止めました。はっとして後ろを見ても誰もいない。怖くなった友人は急いで帰宅しました。

玄関を開け、家族の寝静まった廊下を静かに過ぎて2階にある自分の部屋に戻ると、そこに先ほどの女性の霊がいたらしいです。

霊感の強い友人は自分で除霊もできます。

これ以上つきまとわれてはかなわないと、その場で霊を払いました。

なぜか戻ってくる霊

しかし霊は翌日には戻ってきました。友人いわく、同じ霊ならば気配ですぐわかるらしいです。

それから何度も除霊したのですが、効果はなかったようです。昼間でも物陰に、電柱の後ろに、自分の部屋に件の霊を見ました。

こうなったら自然と霊がどこかへ行くのを待とうと思いました。

平然を装い、日常生活を送っていたある日、友人に一本の電話が入りました。

電話の主は折り返しかけてきたそうですが、友人にはその人に電話をかけた記憶がありません。

それに友人は電話が嫌いで、何事もメールで済ませるタイプでした。

そんな友人が誰かに電話をかけるということも考えられません。

怪訝に思った友人は電話帳に入っている人全員に「俺から着信があっても絶対に出るな」と一斉メールを送りました。

しかし何人かにはすでに友人から着信があったらしく、出てしまった人もいました。

彼らが言うには、ずっと無言だからいたずら電話かと思った。彼らのうち2人ほどは電話を受けたあと怪我をしたり車に引かれそうになったといいます。

住職に言われたこととは

友人は事の重大さに気づきました。早急に対処しないとまずいことになると感じ、京都にあるお寺に行こうと決めました。

そのお寺は友人がどうしても払えない霊に憑かれたときにお世話になるかかりつけでした。

荷物をまとめ、部屋を出ようとしたとき、背後から女性の声がしたそうです。何を言っているかはわかりませんが、呪詛のようなものだったらしいです。

振り返ると目の前に霊がいて、顔の下半分がなくなっていたそうです。

友人は気絶し、目覚めたのは2時間後でした。

そのまますぐに電車に乗り京都のお寺に駆け込みました。

住職は友人を見るなり状況を把握し、中へ通してくれました。

そして除霊をしお守りをくれたそうです。なにかあったら連絡しなさいと言われ、翌日に友人は帰ってきました。

もう霊が戻ってくることもなく、平穏な日々を送ることができたようです。しかし約1年経った現在、たまに女性の霊の気配を感じるそうです。

霊感が強い人は、霊の存在が見えてしまうので、色々と辛い思いをする人もいるようですね。普通は、ちょっとした体調不良で終わってしまうところですが・・・。
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