管理人室に棲む私と心霊の奇妙な体験!人生が上手くいかないとき

恐怖の会社の怖い話

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40歳 専業主婦 女性 ゆうさん 三重県四日市市の心霊体験

私は小学生の頃は三重県四日市市にいて、複数回の引っ越しをしています。

小学校2年生から4年生の間は実母が管理人として就業した近鉄四日市駅近くの建築会社の6階建てのビルの管理人室に住んでいました。

管理人室といってもかつては当直業務のために利用されていた2Kの狭い居室と歩いて30秒程度のところに社員共用のトイレが、居室の隣にはお風呂と台所があり、家族4人が居住するには狭すぎた上にプライバシーもほとんどない状態でした。

建物と管理人室のスペースは独立していなかったことから、1階の社員用の玄関のカギが開いているうちは誰もが入れる状態であり施錠後ももしかしたら誰かが建物内に潜んでいてもおかしくないような状態でした。

心霊体験はお盆の丑三つ時

私がこのような当時の住居で恐怖体験をしたのは、社員が確実に誰もいない夜中12時から3時ごろにかけてでした。時期は私が小学校2年生の時の8月のお盆、会社は休みに入っていて昼も誰もいない状態でした。

深夜2時ごろ私が目を覚ますと、隣のお風呂から明らかに水が流れている音がしました。

家族が入浴している時には必ずといっていいほど居室でも音がしたことから確実に誰かがお風呂に入っているのですが、家族は皆寝静まっていていた上に元々社員は誰も出勤しないし1階の玄関は施錠済みだったことからよほど玄関や窓をこじ開けて入らないといけない状態であった上、事務所自体は2階で4階に居住スペースがあることなどよほど建物内に入ったことがある人でないとわからない状態なのです。

私は怖いながらも誰かいるのかと思ってお風呂を見に行ったのですが、誰もいないどころか電気もついておらず真っ暗になっていたのです。もしかしたらこれは心霊ではないかと思って怖くなりました。

実母の掃除の音?

その後は怖くなって眠れなかったのですが、今度は廊下から実母が掃除に使用していたほうきとちりとりを使用していると思われる音が聞こえてきたのです。

時間は深夜3時ごろであったことから今度も誰もいないと思い、怖くて見に行くことはできませんでした。翌朝になって両親にこのことを話したのですが、両親は実話だと全く信じず社員の誰かが所用で来ていたか気のせいなのではないかというばかりでした。

その出来事は目覚めた時のことだったのでもしかしたら夢を見ていただけだったかもしれないと思ったのですが、その出来事を忘れかけていた秋ごろに今度は日中にも関わらず心霊現象を体験してしまったのです。

扉を叩く音が

その時間は実母が妹を保育園から迎えに行くのと買い物に行くのとで私1人が留守番をしていました。

秋なので居室の玄関は閉めた状態だったのですが、突然その扉をたたく音が聞こえたのです。

普段そのようにして私たちを呼ぶ人はおらず、宅配業者や来客は1階の裏口にあるインターフォンを押せば私たちのいた居室とつながる状態でした。

珍しい人もいるのだと思って扉を開けたのですが、出ると誰もいない状態でした。それどころか住んでいた4階全体に誰もいない状態であり、これも心霊ではないかと思いました。

その後帰宅してきた実母にさっきあった出来事を話したのですが、それも信じてもらえず2階の事務所にいた社員が用事に来たのではと言うのにとどまりました。

霊体験をすると人生のトラブルが

この建物内で恐怖体験をしたのは私だけだったのですが、そこに存在しているかもしれない心霊の影響もあったのかその建物内に住んでいた時は実父が仕事でうまくいかなかったりあるいは妹が保育園でいじめに遭って登園拒否をしたり、実父が誰かの保証人になってしまって借金が増えたりとあまりいいことがない状態でした。

さすがに実両親はそのような状況が気になったのか、それから2年で実母が管理人をやめて別の住まいに転居することになりました。その後は実父の仕事もうまくいき、大きなトラブルなく過ごすことができるようになりました。

不思議なもので、コトが上手く進まない時期って、心霊体験をすることが多いんですよね。恐らく、自分の気が悪循環していると、霊を引き寄せやすいってことなんだと私、龍は理解しております。

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