宮城の廃病院

宮城県の某病院に運び込まれて体験した実話の恐怖体験

18歳 高校生 男性 猫侍さん 宮城県徳○会病院で本当にあった怖い話
これは私が高校3年生の夏に起きた出来事です。

その日は高校の球技大会で私はバスケの試合をしていました。盛り上がりは激しくみんな最後の球技大会ということで3年生は張り切っていました。

一日目が終わったあと私は母と父に誘われてそのままちかくの映画館にいきました。

映画の終盤になって、突然気分が悪くなったのです。

最後まで見たかったのですが、しょうがないので母に声をかけてトイレに行きました。

個室に入って気分の悪さが増し吐いてしまったところまでは覚えています。その後気がついた時には病院のベットの上でした。いつまでも戻ってこない私を母と職員の方々が探してくださりトイレで倒れているのを見つけたあと救急車で運ばれたらしいのです。

お医者さんの話ではCTRで虫垂炎だったことがわかり急遽次の日に手術となりました。

急なことで周りもバタバタしていて、私自身初めて行く病院だったのですが、かなり古かったのを覚えています。起き上がれる状態ではなく病室まで簡易ベッドで運ばれました。

運ばれたのは大きな個室でした。

たぶん特別室と呼ばれる部屋だったと思います。

緊急入院だったのでその部屋しか空いてないといわれました。

球技大会に出られないのは残念でしたが、同級生からのメッセージに励まされながら手術をうけました。

次の日に手術を受けたあと全身麻酔から目覚めると副作用の吐き気が酷くベットから起き上がれなかったのを覚えています。

やっと吐き気も収まり夜に寝ていると窓の方から音が聞こえてきたんです。

まどを擦るような音でした。

私はきっと後ろの部屋の人が窓を拭くかなにかしているんだと思いました。

ですが、その音は30分くらい続いたんです。

さすがにおかしいと思い始めた頃枕の方の壁からドンっと壁を叩かれる音がしました。

その時気を紛らわせるためにYouTubeを見ていたのできっとそれがうるさかったんだろうと思い、見るのをやめて寝ることにしました。

気のせいかわかりませんがずっと窓の隙間から視線を感じていました。

急な手術と麻酔のせいですこし気にしすぎてるんだと思いました。

何日かたった後に歩けるようになり退院となりました

運び込まれてから病室の外を歩くのはそれが初めてでした。

後ろには勝手に大部屋か個室があるんだろうと想像していました。

壁を叩かれたので。

部屋を出て私は息を飲みました。

私の部屋は角部屋だったのです。。

後ろには非常階段も何も無くただの壁でした。

くなった私はすぐに迎えに来た母の元に行きました。

これは後から母に聞いた話なのですが、私が入院した後に家族でご飯を食べている時母の兄、つまり私の叔父がこんな話をしていたそうです。

『 (私)が入院した病院の2階の角にある特別室はいるって話だよな笑』そう。

私が入院して運び込まれたのは2階の角にある特別室だったんです。

今その病院はほかの土地に移る計画が立てられているそうでもうすぐ廃墟になるそうです。

宮城県某病院での出来事でした。

私がこうして幽霊話を集めているともっとも多いのが霊そのものを見てしまったという話よりも壁を叩くなどのラップ現象なんですよね。事実、わたしが体験した心霊体験も壁系が多いんです。

龍由樹

実話の怖い話・みんなの怖い話の管理人です。日本全国に伝わる恐怖体験を日々収集しています。過去に事故物件に住んだ経験や愛犬の幽霊に出会った体験など霊感はないのですが、様々な体験を通して霊界に興味を持った一人です。

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