44歳 会社員 女性 かとりーいぬさん 東京都三鷹市の怪奇現象
これは私の叔母が実際に体験した本当に怖い話。実話です。
叔母には自身に霊感がある自覚は全くないのですが、本人から聞いた話が、どう考えても心霊体験でしかないのです。
毎回出産時に不可解な現象が起こる
叔母には2人の子供がいます。
自宅は東京都の三鷹市にあり、実家は江戸川区の小岩にありました。
2人の子供を出産する時に里帰り出産をしたことは無く、毎回三鷹市にある病院で産んでいました。
なぜか、子供を出産する時にはいつも不思議な経験をしていました。
あれは叔母が長女を産んだ時のこと。
予定日が近くなり既に叔母は入院していました。
実家では、親戚が集まり私の誕生日を祝ってくれていたのですが、祖母が急に具合が悪くなり「ちょっと横になりたいから布団を敷いて」と言ったのです。
祖母が亡くなり衝撃的な事実を知る
私たちがいた隣の部屋に急いで布団を敷いたのですが、少しすると祖母がいる部屋から激しいいびきが聴こえて来ました。
時刻は深夜0時を少し回っていたと思います。
でも様子が変わらないことに異常な状態になっているとやっと気付いた私たちは救急車を呼びました。
ですが救急車が到着した時には、祖母の呼吸は止まり、隊員の方も何度か確認してくれましたが亡くなっていたのです。
この時時刻は深夜2時が来る少し前。
私たちは母体に悪い影響があるといけないから、叔母には出産をして落ち着いてから話をしようと決めました。
翌日タイミングが悪いというか、叔母から朝一で電話が入ったのです。
電話の内容に私たちは衝撃を受けました。
なんと祖母が深夜2時頃、叔母の病室を訪ねて来たというのです。
祖母の姿は、お気に入りの着物つまり昨日まで着ていた着物で、叔母が大好きなお寿司まで手土産にしてやって着たと言うのです。
祖母の死など知るはずもない叔母。
そして病室に祖母が訪れた時刻は、既に本人が亡くなっている時刻。
これは霊となった祖母が訪ねて行ったとしか思えません。
長女が生まれたのは・・・
この電話があって数時間経った頃でした。
叔母に陣痛が始まり、長女を産んだのです。
数日が経ってから、叔母に祖母が亡くなったことと、亡くなった時刻を告げるとやはり本人にとっては恐怖体験であったようで、
悲しみと怖さが入り混じり始めて産まれた我が子の世話もなかなか出来ず、度々寝込んでいたようです。
しかし叔母が体験した恐怖はここで終わらず、長男を出産する時にもまた同じようなことが起きました。
その時は祖父の死でしたが、既に祖父が亡くなっていた時間に病室の電話が鳴り、少し話をしたと言っていました。
私の母は、叔母が少しでも元気になるようにと本人にこう伝えたそうです。
それは「2度も生まれ変わりを産むといった経験をするなんて幸せ者よ」といった言葉。
でも思い出すと恐怖感が今でも否めないと叔母は言います。
家系的に霊感がある人が多い
私自身もですが、母方の家系はこういった霊感がある人が多く、見知らぬ人のお葬式や斎場の近く、
お墓の近くや何か淀んだ嫌な感じのする場所などを通った時は、皆気を付けるようにしています。
もしかしたら亡くなってからも現世に思いを残している霊がいるかもしれないからです。
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私も妹もいとこも、出産時に毎回入れ違いのような命の行き帰りを経験しています。きっと意味のあることだと思います。
おじいちゃんもおばあちゃんも最後に会いに来てくれたのですね…。
体験された本人は怖いかもしれませんが、見ている側は感動してしまいました。
輪廻転生って信じてるので、結構、信じてる
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