43歳 飲食店勤務 男性 洋一さん 東京都江東区亀戸で本当にあった怖い話
初めまして。これから話す恐怖体験談は約25年程前に実際に体験した話です。
当時18歳になった自分は当時、姉の彼氏が務めているパチンコ屋に姉の紹介で務める事にしました。当時、姉の彼氏と同じ部屋(寮)に入居し働き始めたのが恐怖体験の始まりでした。
勤務後に感じた寒気
初勤務を終え、軽く汗もかいていたのでシャワーを浴び着替えて部屋に戻ろうと思い階段を上がろうとした時に一瞬、背筋がゾクッとしました。
何か後ろから誰かに見られてる様な…
実はその建物自体、元々不気味な創りにはなっていたのですが浴室の手前のトイレの入り口から誰かに見られてる気配を感じ気持ちが悪かったので早々とその場を後にしました。
その事を姉の彼氏に話しましたが余り興味が無い様子。そしてある日突然怪奇な出来事が起こる事に…
朝5時に始まった怪奇現象
何日かしてから姉が寮を訪ねてきました。
本来なら幾ら身内とはいえ寮に泊まるのは有り得ない事なんですが、そこのマネージャーが特別に許可してくれ、その日は姉が寮に泊まる事になったのですが…
次の日の朝にお経を唱えるお坊さんの声が聞こえ始めました。と言ってもまだ朝の5時頃…
こんな朝早くにお経?お寺も近くにないのに?と姉と姉の彼氏と自分3人で首を傾げながら最初は笑ってました。
するとその声が段々と上に上がって来ました。一瞬、えっ?って思った瞬間に1人のお坊さんの声が2人、3人と増えていき段々と部屋に近づいて来ました。
その直後、窓際に寝ていた自分の耳元で女の人のすすり泣く声が聞こえ気持ち悪くなり、気が付くと自分は姉と姉の彼氏が居るベットに飛び移ってました。
次の日の朝にその事をお店のおばさんに話した所、何も無いとそれしか言われず不思議に思っていました。
それから間もなくして姉の彼氏は別な仕事が見つかったからとそそくさと寮を出て行ってしまいました。
エスカレートする恐怖体験
そこから更に恐怖な体験の日々が続いたのです。
1人になってから正直夜寝れるか不安だったのですが当時はテレビも余り見なかったのでテレビのコンセントを抜いた状態で寝ていました。
するとやはり、怪奇現象が起き始めたのです。
必ず夜中の12時を回ると部屋のドアの前でスリッパの様な音がピタッと止まり鍵を締めてるにも関わらず部屋のドアがバタンと締まる音がするんです。
最初は隣の部屋に住んでる先輩が仕事終わって帰って来たんだろと気にもとめず寝ていました。けど不思議と必ず毎日12時を回ると部屋のドアの前でスリッパの音が止まるんです。
おかしいなと思い始めた途端に急に部屋のテレビが大音量でつき始めました。
流石の怖さに急いで隣の部屋に助けを求めに行きました。先輩も流石のテレビの音の大きさにビックリして起きたそうです。
何が起きたのか分からないまま先輩にコンセントが抜けたテレビがついた事を説明すると、その先輩も声にならないのかビックリ。
そうこうしている内に2階からマネージャーが物凄い勢いで上がってきて「お前等何時だと思ってるんだ!早く寝ろ!」と怒鳴り混んで来ました。
自分もすかさずマネージャーにコンセントを抜いたテレビが勝手についた事を説明し部屋を見てもらうとマネージャーも唖然としていました。
明らかになった真実
そんな事が次々と重なり、またお店のおばさんに「絶対にここの建物で何かあったよね?」と聞きました。すると今まで約1ヶ月近くも口を割らなかったおばさんが急に変な話をし始めたのです。
そこのパチンコ屋の創りが1階が店舗、2階が階段を上がって左側にトイレ(初日に視線を感じた)と奥にシャワー室、階段を上がって(反対側)直ぐ右側に事務所、少し歩いた左奥にキッチン(従業員専用)、そして階段を上がって右側に歩き真っ直ぐ向かった一番奥に使われなくなった雀荘がありました。(その雀荘付近が一番不気味な雰囲気でした。)
話を戻しますが、そのおばさんの話だと自分がそこのパチンコ屋に勤務する10年程前に従業員同士で喧嘩があったらしく、1人の方は腹部を包丁で刺され亡くなったそうです。
そしてその亡くなった人が住んでいた部屋がその当時、自分が住んでいた部屋に住んでいたとの事でした。
その日の夕方にお店のマネージャーが部屋を訪ねてきました。「お前に謝らなければならないのと見せたい物がある」と言われ部屋を出て直ぐ右側に中庭に抜けるドアがあり、ドアを開け中庭に出てみると何とそこには刺されて亡くなった従業員の慰霊碑が祀られてました。
その場でマネージャーと線香をあげ、手を合わせました。
やっと謎が解けて一安心出来ると思った矢先にまたもや不気味な現象が起こったのです。
また投稿します。
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