40歳 自営業 男性の恐怖体験
この体験をしたのは、今から15年前ぐらいになり私が25歳ぐらいの時になります。
兵庫県某市で初めて一人暮らしをするため、不動産屋に物件を探しに行きました。
駅前にある不動産屋で、1ルームで家賃を5万円以内を希望します。
5、6件ほど条件に合った物件を紹介されて、その中から1件を気に入りました。
借りた部屋はワンルームの綺麗な部屋
ワンルームのアパートになり、築が10年ほどで外観や内装はキレイな感じです。
不動産屋の店員から「1度このアパートを見に行きますか?」と、言ってきたので「ええ、見に行ってみたいです。」と、2人でアパートに出かけます。
紹介されたアパートに着くと、店員から2階の部屋に案内されました。
中に入ると、すごくキレイで住んでみたいと思った私は、この部屋を借りる事にします。
不動産屋に戻り、契約をして私は後日アパートに引っ越しをします。
アパートで一人暮らしを始めた私は、新鮮な環境に気持ちも昂りました。仕事に出かけ、アパートに帰ると食事などを作り新生活を満喫します。
引っ越しして1ヶ月後に異変がはじまる
引っ越して約1ヵ月が経過した頃、部屋の外から変な音が聞こえだします。
夜テレビを見ていたら「コン、コン、コン」と、ドアを叩く音がします。
私は、「ハイ」と言ってドアを開けて外を見ると、誰もいません。
2日後の夜、部屋にいたらドアの外から「コン、コン、コン」と、叩く音がまた鳴ります。
私は、立ち上がりドアを開けてみると、やはり外には誰もないようです。
少しずつ不安を感じてきた私は、「このアパート変だな?何かあるのかな?」と、心霊的な疑いを思うようになります。
気にしながら会社で仕事を熟し、家へ帰宅すると「コン、コン、コン」と、ドアの外から音が聞こえる日々が続きます。
「これは、恐怖体験じゃないか」と、思った私は部屋にいるのも嫌になり始めました。
音が部屋の中から聞こえるように
ある日の夜、部屋にいると、今度はドアの外からではなく、押入れから「コン、コン、コン」と、音が聞こえてきました。
恐る恐る戸を開けると、布団や本などしかなく変わった様子がありません。
それから3日後ぐらいに、風呂に入っていたらガラスドアに女性らしき人がが立っています。
そして、ガラスドアを「ドン、ドン、ドン」と、叩いています。
私は、怖くなり思い切ってガラスドアを開けると、女性はいなくなりました。
数日後、私は仕事で疲れ夜の11時ごろに布団で寝ていると、「おい、おい」と、声が聞こえてきました。
パッと目を開けると、体の上に40代ぐらいの女性が座っていて首に赤い締め跡がありニヤリと笑っています。
私は、せいいっぱい女性を手で払いのけると、すーっと消えていきました。
不動産屋に相談に行くと・・
これは、明らかに心霊現象になるため私は不動産屋に相談をしに行きました。
すると、店員は、申し訳なさそうに「あの部屋、あなたが借りる1年ほど前に女性が自殺したんです。1年ぐらい経過しているので、心霊などは現れないだろうと思って貸してみました。すみません。」と、驚きの言葉が返ってきました。
私はその後アパートから引っ越し、違う不動産屋から新たな部屋を借りる事にしました。
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自分も若いころ一人暮らしをしていたので、どれくらい気持ちが悪かったかわかる気がします。
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