東日本大震災の霊?松島海岸駅近くで姑に見えたダルマのようなの幽霊

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49歳 主婦 女性 のこさん  宮城県宮城群松島町で本当にあった怖い話

これは昨年のゴールデンウイーク、姑の身に起きたとても不思議な怖い話です。

この話は実話なので同じ体験をしたという方も、もしかしたらいるかもしれません。

息子の運転で仙台へ

昨年のゴールデンウイーク、姑と息子は買ったばかりの息子の新車で仙台観光に出かけました。

日帰りプチ旅行です。

仙台までは高速道路で約4時間ほどの距離です。

姑たちは朝に出発し、お昼ごろ仙台に到着しました。お昼は牛タン屋さんで牛タン定食を食べたそうです。

それから、仙台市内を観光し、夕方松島海岸を訪れたそうです。東日本大震災前までは牡蠣を食べに、毎年のように松島を訪れていました。

姑にとってはこの日が震災後初めての松島でした。

二人は松島海岸を散策し、その後夕食を取りました。夕食を取った後すぐ帰路につきました。

窓ガラス越しに見えたもの

松島海岸から東北自動車道に向かう途中を走行中のことです。

辺りは薄暗くなっていました。運転席の息子と話をしていた姑は、視界の先に赤い物が入ってきました。

運転席側の窓ガラスにダルマのようなものが映っていたというのです。

もう一度窓に目をやりました。やはり手や足が無く体が膨らんでいるダルマが映ります。

何かの見間違いかと思い、何度か見直しましたが、やはりその姿はダルマだったんだそうです。

そのダルマの幽霊らしきものがずっと映って付いてくるのです。

ダルマは縁起が良いものなのに、幽霊のように出てきていることに姑はどう解釈して良いのかわからず、その後は見ないようにしていたそうです。心臓がドキドキ高鳴っていたのですが、早く消えてくれるように心の中で祈っていたそうです。

運転している息子には言わない方が良いと思い、ずっと黙っていたそうです。なぜなら息子は気が小さく怖がりなのでパニックになってしまうのを恐れたんだそうです。

しばらく経つと、そのダルマの幽霊の姿はなくなっていました。

めまいと頭痛で寝込む

夜10時頃帰宅した姑は、疲れてすぐに寝てしまったそうです。

布団に入ってから、例のダルマのことを思い出しました。

あれは一体何だったんだろう・・・幽霊なのか?幽霊だったら何を意味しているのだろう?

次の日の朝、目を覚ました姑は起き上がろうとしました。

ところが、目の前がグルグルして起き上がることができません。

めまいと吐き気が突然襲いどうすることもできなかったそうです。結局姑は丸1日寝床から起きてこられませんでした。

2日目の朝。姑は前日までのことがウソのように元気になりました。

念のため病院に行って診察してもらいましたが、何も異常がありませんでした。

ダルマの幽霊の意味とは

松島で見たのはやはりダルマの幽霊だったと姑は言っています。

ダルマの幽霊がイタズラしたのか、または東日本大震災で被害にあった方の霊だったのかわかりません。その幽霊が伝えたかったことは何だったのか・・・。

姑はその時の出来事がトラウマになり、もう仙台には遊びに行かないと言っています。

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