事故物件ではないのに自室で様々な霊に話しかけられる

27歳 Web関係 男性 Mさん 大阪府東大阪市で本当にあった怖い話

大阪府東大阪市で一人暮らしをしているMと申します。

自分は、以前両親が住んでいた家で一人暮らしをしております。

両親は諸事情により、2年前より市内の別の家にうつり現在夫婦だけで住んでおります。

いずれは親は自分がいま住んでいる家に戻ってくるという約束をしており、それまでの間自分にこの家に住んでほしいといっておりました。

自分はこの家に30年以上住んでおりますが、最近変なことが多くおきるのです。

最近よく、話しかけられるのです。

一人だけしか住んでないのに

先ほど一人暮らしをしている、とか書いたのでなぜ話しかけられるのかと思いになられる人も多くいるでしょう。

しかし、良く話しかけられるのです。

それも布団の中で眠るときにしばしば話しかけられます。

まず一回目は自分が布団に入り、うつらうつらとしていた時でした。

突然男性の声がしたのです。

その内容は「このままでいいのか」というものでした。

あまりに突然の出来事だったので僕は恐怖しました。

誰が話しかけてくるのだろうか。

隣に住んでいる方が話しかけてくるというのもありません。

なぜなら後ろに住んでいるのは一人暮らしの老婆であり、男性が住んでいるというのは聞いたことがないからです。

自分は少し暗くなり、別の場所で布団を敷きその日は寝ました。

行方不明の友人たち

それから数か月ほどした時のことでした。

それまでは非常に落ち着いてきたのですが、今度は子供の声がしたのです。

二人の子供の声でした。

「はやくこいよ」という声でした。

次の声は自分は聞き覚えがありました。

子供のころに後ろに住んでいた双子の声でした。

幼いころに一緒に映画をみて裏でプライベートライアンごっこをして遊んでいた双子だったのです。

その時、僕は戦慄しました。

なぜかというとその双子は一家蒸発で姿を突然消したからです。

そのあと、借金取りらしい人間がその家の周囲でみかけたことから恐らく金を借りてはいけない人種に金を借りてしまったのではないかとおもいます。

生きていたとしても、おそらくは30前後になっているので声代わりはある程度しているはずです。

それが子供のころの声のままなのはどう考えてもおかしいはずです。

両親にこのことを相談すると、「お前が寝ぼけているから」と言って嘲笑されてしまいました。

起きているときに聞こえた声

ところが、次は別の声がしました。

しかも今度は寝ているときではありませんでした。

ある寒い冬の日、こたつに入りながらテレビで映画を見ていたその時です。

「なんとかしろ」、低い男の声が聞こえました。

声が割れており、しゃがれれたそれは老人の声のように聞こえたのです。

テレビの声かと思いましたが、明らかに違いました。

なぜかというとその時見ていたのはハリウッド映画で、日本語吹き替えではありませんでした。

日本語の声など聞こえるわけがないのです。

現在

最後になりますが、この数日前声がしました。

自分が寝ているときでした。

女の声がしたのです。

「寝ているところ申し訳ありません」

しゃがれた老婆の声でした。
それは本当に申し訳なさそうでした。
思わず、自分は返してしまいました。

「お気になさらず」

不思議なことですが、あとで玄関を確認すると鍵が開きっぱなしになっていたのです。
本当に幽霊なのでしょうか。
ある意味幽霊であってほしいです。

もしかしたらこの家に私の知らない家族が住んでいるとすれば・・・もっと恐ろしいですから。

龍由樹

実話の怖い話・みんなの怖い話の管理人です。日本全国に伝わる恐怖体験を日々収集しています。過去に事故物件に住んだ経験や愛犬の幽霊に出会った体験など霊感はないのですが、様々な体験を通して霊界に興味を持った一人です。

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