練馬の遊園地の怖い話!奇妙な電話・・・その向こうにいるのは誰?

25歳 デザイナー 女性 アルパカさん 東京都で本当にあった怖い話

これは、私が実際に体験した、本当に恐ろしい出来事です。

当時、私は都内の会社に勤めていて、仕事が忙しく、毎日残業続き。疲れ切った体で夜遅くに家に帰るのが日常でした。

そんなある日、仕事を終えて深夜の電車に乗り込み、やっと自宅に着いたのは午前1時を過ぎた頃。

自宅は東京都内の古いアパート。特に怖い噂もなかったので、普通に暮らしていました。

しかし、その日を境に、私の生活は一変するのです・・・。

目次

初めての奇妙な着信

その日はいつも通り、仕事を終えて自宅に帰り、シャワーを浴びてベッドに横になりました。

すると、スマホが「プルルル・・・」と鳴り出します。

「こんな時間に誰?」と思いながら、画面を確認すると、知らない番号からの着信。

「知らない番号だから無視しよう・・・」そう思ってそのまま寝ようとしたのですが、何か嫌な予感がして、電話を取ってしまったんです。

「もしもし・・・?」

返事はありません。通話の向こうからは、かすかな「ザーッ」というノイズのような音が聞こえるだけ。

「誰・・・?」と聞いても何も返ってきません。

ただ、そのノイズの中に、何かが混じっているような気がしました。

よく耳を澄ませると・・・「クスクス・・・」

最初は気のせいかと思いましたが、それは確かに人の笑い声でした。

繰り返される不気味な着信

その日以降、奇妙な電話は毎晩のように続きました。

深夜1時過ぎになると、決まって「プルルル・・・」と鳴る電話。

最初は不気味で恐怖を感じていましたが、毎晩続くうちに次第に慣れ、電話が鳴っても無視するようになりました。

でも、奇妙なことがもう一つ。

その電話が鳴った夜は、必ずと言っていいほど悪夢を見るようになったんです。

夢の中で、私は薄暗い場所に立っています。

どこなのかはわかりません。ただ、遠くから「クスクス・・・」という笑い声が響いてくる。

その声を追いかけて進もうとすると、急に足が重くなって動けなくなり、背中にゾワッと寒気が走ります。

誰かが私の背中をじっと見つめているような感覚がするのです。

その瞬間、「ヒヤッ」として目が覚めると、いつも時計は深夜2時過ぎ。

部屋は静まり返っているのに、妙に寒々しい空気が漂っていました。

友人の助言・・・番号の正体とは

この不可解な出来事が続く中、私は不安で友人に相談しました。

「最近、毎晩変な電話がかかってきてさ・・・それに悪夢まで見るし、何かおかしいんだよね」

友人は驚いた様子で「え、それってヤバいよ!一度その番号を調べてみたら?」と助言してくれました。

その言葉を受け、私はネットでその電話番号を調べることにしました。

すると、驚いたことに、その番号は練馬区の「◯島園」に関連しているという情報が出てきたのです。

「◯島園」といえば、昔から地元で知られる遊園地があった場所。夏にはプールやホラーイベントも開催される場所でしたが、実はここも知る人ぞ知る心霊スポットとして噂されている場所だったのです。

「まさか・・・そんなところから電話が?」

「◯島園」と電話の謎

さらに調べてみると、練馬の「◯島園」に関する怖い話は少なくありませんでした。

多くの人が夜中にその周辺を通ると、不思議な音や影を見たという証言が多数ありました。

特に、閉園後の遊園地周辺では、遊具の動く音や子供の笑い声が聞こえるという噂が・・・。

私が調べて驚いたのは、「◯島園」でかかってくる電話に関する体験談もいくつか見つかったことでした。

ある人は「夜中に見知らぬ番号から電話がかかってきて、取ると何も聞こえないのに遠くで誰かが笑っている気がした」と話していました。

「これって、まさに私が経験していることと同じ・・・?」

最後の電話・・・そして声

ある夜、いつものように電話が鳴りました。

「もうやめて・・・」と思いつつ、いつものように無視しようとしましたが、何かに引き寄せられるようにその電話を取ってしまいました。

「もしもし・・・?」

すると、いつもとは違い、はっきりとした声が聞こえたのです。

「助けて・・・」

それは、若い女性の声でした。

その瞬間、全身に鳥肌が立ち、心臓がドクンドクンと音を立てました。

「誰・・・?」と問いかけましたが、返事はなく、次第に通話は途切れ、「プツッ」と電話は切れてしまいました。

それ以来・・・

その最後の電話を境に、奇妙な着信はぴたりと止まりました。

しかし、あの「助けて・・・」という女性の声が耳から離れません。

「一体、あの声の主は誰だったんだろう?」

もしかしたら、「◯島園」で何か恐ろしい出来事が起きて、その霊が私に助けを求めていたのかもしれません。

今でもその答えはわかりませんが、あの電話が本当に霊の仕業だったとしたら、きっと彼らは何かを訴えようとしていたのでしょう。

終わりに

この話は、私が実際に経験した一部始終です。

携帯電話という、普段は日常的に使うアイテムが、まさかこんなに恐ろしい体験に繋がるなんて思いませんでした。

もし、皆さんも見知らぬ番号から電話がかかってきたら、その向こうに何か不気味なものが潜んでいるかもしれません・・・。

どうか、気をつけてくださいね・・・

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