霊の通り道?祖母の家で実際に体験した不思議で怖い話

32歳 専業主婦 女性 つかぽんさん 栃木県鹿沼市で本当にあった怖い話

これは私が小学生の頃に体験した実話です。夢でも嘘でもなく、間違いない心霊体験です。

私はもともと子供の頃から霊は見えなくとも何となく気持ち悪かったり感じやすい方でしたが、ハッキリ心霊体験というものを見したのはこの時が初めてでした。その当時の子供の頃より大人になった今思い返すと、とても怖い体験でした。

祖母の家で

そこは北関東祖母の家。祖母の家は借り家でその当時でもかなり古く狭かったですが、元々は近くの立派な一軒家に住んでいました。隣の家の火事が祖母の家にも移り全焼して無くなってしまい、住む所が無くなってしまい仕方なく近くの古家を借りて住んでいて、その家で霊を見ました。

これは後に知った事ですが、その家は前住んでいた方がお風呂場で亡くなっていたらしく、格安で借りられていたと母に聞きました。

夏休みのお泊まりで

初めて見た時その日は小5の夏休みに祖母の家に泊まりに行った時。祖母の家の中は障子ではなく全面曇りガラスの引き戸で隣の部屋が薄っすら見えました。寝室のすぐ横に玄関があり、その先が居間、その先台所と勝手口があり、寝室の引き戸を開けると玄関~居間~台所~勝手口と一本道で行ける造りでした

その晩寝室で、私と姉、母と祖母と4人並んで寝ていて、夜中ふと、目が覚めました。両隣を見ると皆寝ていました。

ボーっとしていると、玄関がガラガラと開く音がしたので、え!?こんな夜中に誰!?と怖くて、ガラスの引き戸は開けず薄っすら透けて見える玄関を覗いていると、玄関から台所に向かって歩いて行く足だけが目の前に見えました。

え!?と思っていると、今度は台所の勝手口が開く音がして、台所の方から玄関に向かって一目散に歩いていく足が…

最初は単純に泥棒が入ったと怖くて、さっきから誰かが歩いてるよ!!と隣で寝ていた母を叩き起こしましたが、「何もないじゃない…」と不機嫌そうに寝てしまい…

そんなやり取りをしている間にも、玄関から勝手口~勝手口から玄関へと、ずっと誰かが何度も行ったり来たりしているのです。

それまで泥棒だと思っていた私はこの時異変に気づきました。

こんなにも誰かがすぐ横でずっと行ったり来たりしているのに、姉も母も祖母もびくりともせず寝ている。

そして何より”足音が全くしていない”事に気付きました。

改まって良く見ていると、まるで足が宙に浮いているかのように、スッと足が横切っています。

もう一つ確実に幽霊だと気付いたのは、”上半身がない”ということ。正確には夜中で暗く見づらかったというのもあるかもしれません。

でも怖くて布団にくるまってずっと様子を見ていましたが、いくら上半身を見てもボヤけていてハッキリ見えないのです。ずっと足だけが行ったり来たり…

白い服を着た女性の霊

その後は記憶になく、気付いたら朝になっていました。私はすぐに母と祖母にこの事を話ましたが「夢じゃないの?」信じてもらえず、私も夢なのかな…とモヤモヤを抱えたまま約一ヶ月後再び泊まりに行くと、今度は夜中、金縛りにあい、白い服を着た女性が私をじっと見ていました。

もうこの時から祖母の家に行くと何かしら見てしまうようになり、さすがに私の様子がおかしいと母と祖母も信じてくれるようになり、母は霊能者の所へ私を連れて行きお祓いしてもらったり、祖母はどこか有名な神社でお守りを貰ってきてくれました。

それからはお祓いやお守りがきいてか、パタッと何も見えなくなりました。

もう20年ほど前の話で今は祖母の家もないですが、あの時の事は今もハッキリ覚えていて、我が家の怖い話としてずっと忘れられません…

霊動系の話は多いですね。こちらも霊の通り道に祖母の家があったという話になります。特に地方は生活圏とお墓が混在しているので、この手の話が多くなるようです。